2017年11月01日
コンテンツ番号2095
国立市との交流に関する共同宣言などについて説明
(2017年11月1日)
津谷市長の記者会見が、11月1日(水)に市役所本庁舎で行われ、国立市との交流に関する共同宣言や市内郵便局との協定の内容などについて説明しました。
会見の要旨は次のとおりです。
国立市と北秋田市の交流に関する共同宣言について
この度、国立市市制施行50周年記念式典が11月3日(金)に開催されますが、その式典に私も出席して、永見理夫国立市長とともに「国立市と北秋田市の交流に関する共同宣言」を行うことになりました。
国立市と北秋田市は、これまでも合併前の旧合川町時代からの児童交流や、国立まと火へのボランティア協力のほか、平成27年には「災害時における相互連携協定」の締結を行っています。この度、永見市長から両市の交流をより発展的なものにしていこうという話がありました。
宣言の内容は「相互のまちの発展と振興を目指し、さらに友好関係を深め、文化・教育・経済・観光など交流の幅を広げていく」という内容であり、今後は国立市と相談を進めながら、さまざまな面での交流を図っていきたいと考えています。
なお、式典の当日は共同宣言のほか、北秋田市を紹介する機会をいただきましたので、大いにPRをしたいと考えています。
市内郵便局との「災害発生時の対応と平常時における高齢者等見守り活動の相互協力及び道路損傷等発見時の対応に関する協定」の締結について
11月6日(月)に市民の皆さまが安全で安心に暮らせる地域社会づくりを目指して、市内郵便局との間で「災害発生時の対応と平常時における高齢者等見守り活動の相互協力及び道路損傷等発見時の対応に関する協定」を締結することになりました。
市内の郵便局とは、平成17年8月に交わしている「災害発生時における北秋田市内郵便局・北秋田市間の協力に関する覚書」に基づき連携した活動を行ってきましたが、今回の協定では、これまでの災害時の連携に加え、平常時も含む包括的な相互連携を目指すものであり、広大な面積を有する本市にとって、たいへん重要な社会インフラになるものと考えています。
今回の協定締結については、鷹巣郵便局の石崎靖則局長の提案により実現したもので、今後は緊密な連携のもと、安心して暮らせる地域社会づくりを一層推進していきたいと考えています。
地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進フォーラムの開催について
地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進フォーラムが、11月13日(月)13時30分から北秋田市文化会館で開催されます。
国道105号の大曲・鷹巣間は、秋田内陸部を南北に結ぶ物流と観光の重要なルートでありますが、急な勾配や急カーブの箇所があるほか、災害や雪害による通行止めが頻繁に発生していることから、本市を含む3市1町1村で期成同盟会を結成し、国等の関係機関に整備要望を行ってきました。
期成同盟会では「1日も早い事業採択を目指すためには、地域が一丸となってその必要性を訴えていくことが重要である」と考え、フォーラムを開催して地域の皆さまに理解を深めてもらっているところです。
当日は、国土交通省東北地方整備局能代河川国道事務所の坂憲浩所長と公益財団法人日本交通公社観光地域研究部の吉澤清良次長による基調講演のほか、秋田経済研究所の松渕秀和所長をコーディネーターにパネルディスカッションが行われます。
入場は無料で、事前の申込みは必要ありませんので、たくさんの皆さんに来場してもらいたいと考えています。
中国訪問について
この度、旧秋田県立営農大学校の留学生で組織する「秋田県立営農大学校留学生同窓会」の総会が中国上海市で行われることとなり、私も訪中して出席します。
訪中の期間は、11月19日(日)から22日(水)までて、同窓会総会は20日に開催される予定となっています。
総会への出席は、2010年に続いて今回が2回目となりますが、今回は留学生の受け入れが始まってから35年の記念すべき年でもあることから、この北秋田で学び育った多くの留学生の皆さんと再会して本市との絆を再認識するとともに、留学生の2世の方々とも、次世代に向けた交流のあり方について意見交換を行いたいと考えています。
また、留学生の一人が所属している中国江蘇省リツ陽市人民政府へも表敬訪問をして、徐華勤(じょ かきん)市長と面談するほか、中国からの観光客を誘客を図るため、リツ陽市や上海市内の旅行会社への観光PRを行う予定です。
伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウムについて
伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウムを、11月26日(日)10時より市民ふれあいブラザで開催します。
今年度は43人のジュニアボランティアガイドに活動してもらいましたが、今回のシンポジウムでは6人が活動を通しての意見交換を行うほか、8月に北海道伊達市で行われた「子ども縄文シンポジウム」で発表した、綴子小学校6年の梶原楓華さんと9月に大館市で行われた「私の主張2017」で発表した、鷹巣南中学校3年の中嶋杏莉さんに特別発表をしてもらう予定になっています。
地元の歴史を学び、発信するジュニアボランティアガイドの活躍と、伊勢堂遺跡の学術的価値について、さらに理解を深めてもらうためにも、より多くの皆さんに参加してもらいたいと考えています。