2017年10月01日
コンテンツ番号2066
ゴール目指してフィールドを駆ける巡る
(2017年10月1日)
第18回あきた南北ジュニア強化サッカー交流大会(もみじカップ)が、10月1日(日)に鷹巣陸上競技場で行われ、12チームが参加して熱戦を繰り広げました。
同大会は、秋田内陸線の利活用に寄与し、サッカーを通して少年少女たちの健全な心身の育成と発達を図ることを目的に、(一社)秋田県サッカー協会の主催で行われています。毎年、春の5月には「さくらカップ」として仙北市で行われ、県北のサッカーチームが内陸線を利用して参加しており、秋は「もみじカップ」として北秋田市を会場に行われ、県南のチームが内陸線を利用して参加し、サッカー交流を図っています。
この日は、角館駅5時53分発の内陸線に仙北市や大仙市などの県南チームの選手や指導者などが乗車し、大会に参加しました。
開会式では、県北地区サッカー協会の鈴木洋一会長が「この大会は、秋田内陸縦貫鉄道で結ばれた地域同士が、サッカーを通して交流を深めて、友情を育み、お互いに切磋琢磨しながらサッカー技術のレベルアップを図ることを目的にしている。今日はすばらしい秋晴れの下で、これまで培ってきた練習の成果を存分に発揮し、子どもらしく元気よく試合終了のホイッスルが鳴るまで、あきらめずにボールを追い続けてほしい」などとあいさつ。
つづいて、秋田県サッカー協会の鈴木浩彦・4種委員長が「秋田県の4種の勢力図を見ても、ここ数年は県南、県北のチームのサッカーレベルが上がってきている。今月の全日本大会に向けて、個々の技術を磨いてもらいたい。今日はいいパフォーマンスを発揮して、もみじカップを盛り上げてほしい」などと選手を激励しました。
(※4種…日本サッカー協会の加盟チームの種別の一つで、12歳未満の選手で構成されるチーム)
また、来賓の虻川広見副市長は「ようこそ北秋田市にお越しいただいた。北秋田市民を代表して心より歓迎を申し上げる。選手の皆さんには、日頃の練習で培った実力をいかんなく発揮してもらうとともに、元気溢れるプレーで、お互いの交流を深めて、お互いの健闘をたたえ、思い出の残る大会にしてほしい。8月末には日本代表がオーストラリアを破り、ワールドカップのロシア大会出場を決めた。将来、この選手の中から日本代表が生まれるよう期待している」などと歓迎の言葉を述べました。
最後に、北秋田市Lキッカーズサッカースポーツ少年団の織田裕成・主将が「いつも一生懸命支えてくれる家族や、私たちにサッカーを教えてくれる監督・コーチに全力のプレーで感謝の気持ちを伝え、お互いのチームを尊重し合い、励まし合う言葉をかけ、最後まで全力で走りきることを誓います」と力強く選手宣誓をしました。
今大会には、仙北市や大仙市など県南から5チーム、北秋田市や鹿角市、大館市、能代市など県北から7チームの12チームが参加。北秋田市からは「北秋田市Lキッカーズサッカースポーツ少年団」が参加しました。試合は8人制で前後半7分ずつの14分をA、B2つのフィールドに分かれ、午前中は予選リーグ、午後から順位決定リーグが行われました。
試合では、秋の日差しが照りつける中、選手たちはチームメイトと声をかけ合いながら、ゴールを目指してフィールドを駆け巡り、華麗な連携プレーや個人技など、日頃の練習の成果を発揮し、会場には保護者や観客からの大きな声援が響きわたりました。