2017年10月28日
コンテンツ番号2051
多くの市民が芸術の秋を楽しむ
(2017年10月28日)
第12回北秋田市文化祭が、10月28日(土)から30日(月)の3日間、文化会館と鷹巣体育館で行われ、多くの市民がステージ発表や作品展示などで日頃の文化芸術活動の成果を披露しました。
今年の文化祭は、演示部門が10月28日と29日に文化会館で、展示部門が10月28日から30日まで鷹巣体育館で行われました。
演示部門には53団体、延べ約600人の出演者がステージで歌や踊りを披露し、展示部門には73の団体及び個人から出展され、多くの作品で会場を彩りました。
28日の演示部門の開会にあたり、北秋田市文化祭実行委員会の石郷岡修一委員長代理が「今回は演示部門を文化会館、展示部門を鷹巣体育館で行うこととなっている。文化祭中は、演示会場と展示会場間をシャトルバスが運行しているので、利用していただきたい。また、表彰式後にはマリンバ演奏が行われるので、ぜひ楽しんでいただきたい。出演者は、一年間練習してきた成果を大いに披露していただきたい」などとあいさつ。このあとウインズオカリナを皮切りに、各団体による歌や踊りなどが披露されました。
また、この日は平成29年度北秋田市芸術文化表彰が行われ、長年にわたり市の芸術文化の発展に貢献されたとして、鷹巣陶芸教室、神成君子さん、安部綱江さん、御処野惠美子さん、松橋悦治さんの1団体4人が「芸術文化功労賞」を受賞されたほか、優れた芸術作品などを創作されたとして、土佐卓次さん、金田英明さん、近藤美緒さんの3人が「芸術文化奨励賞」を受賞されました。
津谷市長は、受賞者一人一人に賞状と記念品を手渡し「秋も深まり、木々が色づき芸術の秋となった。このような素晴らしい日に受賞された皆さまには、心からお祝い申し上げる。今回受賞された皆さまには、今後も意欲的な活動を継続されるとともに、地域の芸術文化を牽引していただき、当市の文化活動のさらなる発展にご尽力されるようお願い申し上げる。期間中は、文化会館、鷹巣体育館の両会場に足を運んでいただき、多くの舞台や展示作品に触れ、文化祭を楽しんでいただきたい」などとお祝いの言葉を述べました。
このあと、受賞者を代表して安部綱江さんが「このような賞をいただき、大変感動している。何か夢中になれるものはないかと思い茶道を始め、知識や感覚を磨いてきた。この活動が自分の律をつくっているとしみじみ感じる。私が子どもたちと過ごした37年ものお茶会の時間は、一番幸せな日々であった。この賞は私だけのものではなく、子どもたちと一緒に喜びを分かち合いたい。いただいた栄誉を励みに、今後もより一層の努力を重ねていく」などとお礼の言葉を述べました。
表彰式の後、ステージでは引き続き演示部門が行われ、訪れた市民は、華やかなステージ発表を観賞しながら芸術の秋を大いに堪能していました。
平成29年度 北秋田市芸術文化表彰受賞者
功労賞【団体】鷹巣陶芸教室
功労賞【個人】神成君子/安部綱江/御処野惠美子/松橋悦治
奨励賞【個人】土佐卓次/金田英明/近藤美緒