2017年09月03日
コンテンツ番号2042
森の中で風を感じながら8組が歌い踊る
(2017年9月3日)
市内外のアマチュアバンドなどによる野外ライブ「魚座造船所LIVE」が、9月3日(日)に旧浦田小学校グラウンドで行われ、会場には地元住民や、大勢の家族連れなどが訪れてにぎわいました。
魚座造船所は、平成26年に開催された「国民文化祭あきた2014」の内陸線アート事業の一環として、東京藝術(げいじゅつ)大学美術学部教授でアーティストの日比野克彦さん、浦田自治会、ボランティアスタッフが共同で、旧浦田小学校グラウンドに制作した全長約10メートル、幅約4メートル、高さ約6メートルの木造船。船内にはブランコが設置され、自由に乗ることができます。
木造船の設置時期については、冬期間に雪の重みで壊れないよう、降雪前の11月に解体して旧浦田保育園に保管され、5月下旬に浦田自治会の会員などにより組み立て作業が行われており、今年も11月頃まで展示される予定です。
今回が3回目となる「魚座造船所LIVE」は、魚座造船所プロジェクトを指揮した日比野さんが提唱する「人が集い、楽しめる場所を」との思いを踏まえ、プロジェクトに参加した地元住民でつくる魚座造船所実行委員会(神成幸志実行委員長)が主催したもの。今年は市の市民提案型まちづくり事業補助金を活用して開催しています。
開会にあたり、実行委員会の総括責任者を務める石崎國人さんが「開催にあたり、多数の方々が今日のライブのために準備してきた。秋の米の収穫を前に、心と体を癒して元気になっていただきたい」などとあいさつを述べました。
この日のライブには、峠のシルバーファイブ、浦田おやじバンド、もりよしダンスキッズ、ソリットカラーズ、ケアロハ・フラオハナ・タカノス、北の杜音楽団、秋野紗良、ヴェルビェントス&ラミーヤの8組が出演し、自然豊かな会場でアマチュアバンドや吹奏楽、ダンスなど多種多様なパフォーマンスを披露して訪れた観客を楽しませました。
また、会場ではおにぎりやみそつけたんぽ、焼きそば、焼き鳥、フランクフルトなどの屋台のほか、ネギやナス、とうもろこし、オクラ、枝豆などの新鮮野菜が並ぶ物販コーナーも設けられました。
来場者は、大自然の森の中で風を感じながら、歌や踊りを楽しみ、心と体を癒していました。