2017年09月10日
コンテンツ番号2040
太鼓演奏団体が一同に介し太鼓の音を響かせる
(2017年9月10日)
第15回北秋田市たかのす太鼓まつりが、9月10日に大太鼓の館の野外ステージで開かれ、大太鼓をはじめ、地元太鼓演奏団体や県外の太鼓演奏団体が、迫力ある太鼓演奏や優雅な踊りを披露し、県内外から大勢の観客が詰めかけました。
イベントは、市観光物産協会や綴子上町・下町大太鼓保存会など各太鼓団体で組織する、北秋田市たかのす太鼓まつり実行委員会(野呂俊二実行委員長)が主催。今回は市内から13団体と上小阿仁村の「上小阿仁和太鼓保存会 鼓響」のほか、特別ゲストとして、世界和太鼓打ち比べ「コンテストで準優勝した「打鼓音(神奈川県)」、仙台青葉まつりで、すずめ踊りを披露している祭連から精鋭集めた、仙臺すずめ踊り「伊達の舞2017」が出演しました。また、今年は司会にフリーアナウンサーの保泉久人さんを迎えてまつりの進行を行いました。
開会セレモニーでは、野呂俊二実行委員長が「太鼓まつりは今年で15回目を迎える。ここまで継続してこられたのも、皆様のご支援とご協力あってのことと、心より感謝申し上げる。今日は多くの太鼓のステージが続くので、最後まで一緒にエンジョイしましょう」などとあいさつしました。
続いて、来賓を代表して津谷市長が「今日は地元13団体のほか、県外からも多くのゲストが演奏してくれる。また、昨日行われたねんりんぴっく秋田大会の開会式にも出演した大太鼓も演奏する。上町と下町の迫力ある両大太鼓が揃って演奏するのは、お正月とこの太鼓まつりだけの貴重なもの。今日は大いに楽しんでいただきたい」
まつりは、はじめに綴子下町大太鼓保存会が登場し、ギネス記録に登録されている直径3.71メートルと3.18メートルの2張りの大太鼓を、雷鳴のごとく打ちならし、さらには「ヤツパレ」といわれる棒術の使い手による力強い演舞と獅子踊りも披露され、第15回目となる太鼓まつりのオープニングを飾りました。
このあと、鷹巣すずめ踊り、綴子婦人会、上小阿仁和太鼓保存会鼓響、合川太鼓保存会、森吉山麓火まつり太鼓、鷹巣ばやし普及会、北秋田祇園太鼓、たかのすふるさと太鼓、綴子婦人会、北秋田ドラムサークル、しゃろーむ太鼓、婦団連ふるさと子ども太鼓が次々と熱演。
地元団体のほか、ゲスト出演の仙臺すずめ踊り「伊達の舞2017」が、軽快で優雅な踊りを披露し、「岡谷太鼓まつり世界和太鼓打ち比べコンテスト」にて準優勝し世界2位に輝いた創作和太鼓集団「打鼓音」が、豪快な音と華麗なバチ捌きを披露し、会場には大きな歓声と拍手が響き渡りました。
最後は、綴子上町・下町大太鼓保存会が合同演奏を披露し、上町の3.8メートル、下町の直径3.71メートルをはじめ4張りの大太鼓が共鳴する迫力あるごう音で観客を魅了したほか、各団体の演者たちが総出演し、餅まきを行いながら祭りのフィナーレを盛大に締めくくりました。