2011年06月17日
コンテンツ番号3920
若い力で商店街を活性化
(2011.6.18)
平成23年北秋田市議会6月定例会が6月17日(金)に招集され、平成23年度一般会計補正予算案など27件の議案等が上程され審議が始まりました。
上程された案件は、北秋田市過疎地域自立促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定等の専決処分の承認を求める承認11件、北秋田市教員住宅条例の一部を改正する条例の制定についての条例案1件、平成23年度一般会計及び各特別会計の補正予算案及び関連する単行案件が11件、報告3件、陳情1件の計27件。
このうち、平成23年度一般会計補正予算案は、歳入歳出の総額にそれぞれ2億3209万8千円を加え、210億246万7千円とするもので、歳出の主なものは、とれたて村物産販売促進事業310万6千円、大館能代空港スカイネット事業1050万円、農業振興費2834万2千円、橋りょう長寿命化修繕事業999万6千円、米内沢病院清算費用等7037万9千円などです。
議会の冒頭に、先の3月議会で同意され4月1日より就任した工藤信夫副市長が発言を求め、「就任から2ヶ月半経過しましたが日々責任の重さを痛感しているところです。微力でございますが市職員時代の経験等を生かしながら市長を補佐し、将来にわたって元気で活気あふれるまちづくりに最善の努力を尽くしたい」と就任のあいさつをしました。
また、第87回全国市議会議長会定期総会において15年以上在職者として吉田仁吉郎議員、10年以上在職者として長崎克彦議員、佐藤重光議員、金田司議員、佐藤文信議員が表彰され、佐藤議長より表彰状の伝達が行われました。
本会議では会期を6月27日までの11日間と決め、平成23年度北秋田市一般会計補正予算案などの議案が上程され、それぞれの議案説明と大綱質疑が行われました。
大綱質疑の概要は次のとおりです。上程された議案は各常任委員会に付託され、6月22日から審議に入ります。
平成22年度一般会計補正予算第9号
質問
生活保護費負担金、緊急雇用創出事業補助金の減額の理由は。
答弁
生活保護費負担金は、精算見込額が確定したためで最終的には翌年度に確定する。緊急雇用創出事業も事業の実績見込みによる。
質問
受給者が少なくなっているとかの関わりは。予算より雇用がなかったのか。
答弁
人数が大きく動いたということではない。雇用については8名増で事業費を精査した結果。
平成22年度北秋田市阿仁診療所特別会計補正予算第3号
質問
一般会計からの繰入が減額になっているが、患者数の減との収支バランスは。
答弁
病院事業会計からの残高と2月3月の診療報酬が22年度の診療所収入になったため減額。
北秋田市教員住宅条例の一部を改正する条例の制定について
質問
今後の処分はどうなるのか。
答弁
使用不能のため解体したい。
平成23年度一般会計補正予算第2号
質問
弁護士委託の算出根拠について。歳入の訴訟費用負担金はどこから。
答弁
損害賠償の基準に応じて計算されている。歳入は上小阿仁村から。
質問
病院費の分筆測量委託について、院外薬局の構想は。
答弁
前よりは可能性が見えてきた。今年中は厳しいが来年度にできる方向でもっていきたい。
質問
学校管理費のデジタル印刷機は。
答弁
借り上げしていたものを買いたい。
質問
体育館費のランニングマシンは何基どこに設置か。財源の助成金は地域振興つながるのか。
答弁
県とも協議している。森吉スポーツセンターに1台。
質問
合併市町村住民組織活性化支援事業費補助金に事業の概要は。
答弁
合併した市町村で本所がおかれていない所で行われる地域興し等に使用できるという内容で、今回は北秋田市若者会の申請。事業は住民交流のための市民運動会イベント事業。
質問
合川西、南小の閉校記念事業の内容は。
答弁
実行委員会の中で決めていきたい。
質問
寄付金2000万円はスキー場の関連のようだが、今後ワイヤーの張り替えなどについて見込まれるのか。
答弁
ワイヤーは別問題。森吉山観光が県の観光の核にもなっているので、県に手助けしていただけるよう粘り強く話をしていきたい。
平成23年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算第1号
質問
特殊勤務手当はどういう手当か。
答弁
医師の宿日直手当て。