2014年10月20日
コンテンツ番号8215
第29回国民文化祭・あきた2014 北秋田市主催事業 チェンソーアートフェスティバルが10月10日~13日の4日間に渡り、北欧の杜公園にて開催されました。連日、天気にも恵まれ、チェンソーアートの公開制作はもちろん、木のアート展や各種体験イベントなどたくさんの来場者の皆様に木に親しんでいただく良い機会となりました。
大会のメインとなる公開制作では、国内外で活躍する6人のカーバーが迫力あるチェンソーのサウンドと共に、今回は高さ約4メートル、直径約80センチの大きな杉の丸太を華麗なテクニックで削りあげ、見物客を魅了していました。
木に親しむ体験型イベントでは、間伐材を利用した木の赤とんぼ制作や、どんぐりストラップなどの木工手作り体験など、子供から年配の方まで たくさんの参加者で賑わいました。
地元小学生や来場者の方に制作していただいた木の赤とんぼ全部で500基は、公園内の大きな広場をキャンパスに飾られ、展望台から眺める大きな赤とんぼの群れは、紅葉する木々の間をかき分けながら森吉山に向かって飛んでいく様でした。
木の素晴らしさや木材活用について知り、チェンソーアートの普及と認知向上につなげようと開催されたチェンソーアート体験教室では、地元高校生を始め、初めてチェンソーアートを体験する方々が1つ1つ指導を受けながら、真剣にチェンソーを握り取り組んでいました。
最終日には仕上がった動物や鳥、人間などが彫られたダイナミックな作品全6体がずらりと並びました。
完成した作品は、北欧の杜公園、秋田北鷹高校、北秋田市民病院、生涯交流施設、伊勢堂岱遺跡、阿仁前田駅の6箇所に展示される予定で、カーバーの皆さんはそれぞれ展示会場をイメージしながら制作を行いました。
カーバーの皆様、おつかれ様でした!!そして感動をありがとうございました!!
500体の大地に舞う赤とんぼと、6人のカーバー達が彫り上げた作品は、10月いっぱい北欧の杜公園センターハウス前の駐車場に展示されています。
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