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北秋田市縄文子どもシンポジウム

4道県の小学生が遺跡の今後について考える

2018年8月26日

北秋田市縄文子どもシンポジウムが、8月26日に市民ふれあいプラザで行われ、北海道と北東北3県の小学生が自分たちの地域にある遺跡の保護や活用法について発表しました。


北秋田市縄文子どもシンポジウム(8月26日、市民ふれあいプラザ)

 北秋田市縄文子どもシンポジウムが、8月26日(日)に市民ふれあいプラザで行われ、北海道と北東北3県の小学生が自分たちの地域にある遺跡の保護や活用法について発表しました。

 同シンポジウムは、世界文化遺産候補に選ばれた「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」を構成する17遺跡から、各道県を代表して遺跡のある教育委員会の専門職員および児童が、遺跡のあらましや研究発表、遺跡に寄せる想いなどを発表してもらうため、北秋田市教育委員会が初めて開催しました。

 はじめに、主催者を代表して、北秋田市教育委員会の佐藤昭洋教育長が「自分たちの地域にある縄文遺跡のすばらしさを感じるとともに、他の地域との関わりについても深く考えることができるシンポジウムとなっている。これまでの活動を通して興味を持ったことを紹介し合い、縄文遺跡の未来を皆さんで考えるシンポジウムになることを願う」などとあいさつをしました。

 続いて、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」のうち、「大船遺跡(北海道函館市)」「是川石器時代遺跡(青森県八戸市)」「御所野遺跡(岩手県一戸市)」「伊勢堂岱遺跡(北秋田市)」の4遺跡から、専門職員と代表児童の9人が、それぞれの遺跡の概要紹介やガイド活動で感じたことなどを発表しました。

 このうち、御所野遺跡のある一戸町立一戸南小学校の髙田優美さんと苗代澤千磨さんが「今後、御所野縄文人がどんなものを食糧としていたかを調べる予定。季節に応じた食生活を調べるのが楽しみ。これからも御所野愛護活動と総合学習を通して、遺跡の良さや自然の恵みに感謝し、平和な時代を築いた縄文人のすばらしさを発信していきたい」などと、ガイド活動への今後の意欲を述べました。

 また、伊勢堂岱遺跡でジュニアボランティアガイドとして活動する鷹巣東小6年の田村緋咲さんは「国内で1カ所に4つの環状列石があるのは伊勢堂岱遺跡だけ。また、土偶をたくさん見ることができるほか、サケが遡上する国内でも珍しい遺跡。ガイド活動を続けるうえで、遺跡来場者からのお褒めの言葉は最大の励まし。これからも心を込めてガイドしていきたい」などと述べました。

 最後に、コメンテーターを務めた伊勢堂岱縄文館の中嶋俊彦館長が「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群が、世界文化遺産候補として推選され、大きな一歩を踏み出すことができた。自分たちの身近にある遺跡をよく知り、遺跡を愛し、遺跡に関わっていくことが大切。これからも遺跡のすばらしさを語り継ぐ役割を担ってもらいたい」などと今後の期待を述べました。

シンポジウム発表者
遺跡名 発表者 題名
大船遺跡 函館市教育委員会 小林貢 「函館市南茅部地域の縄文遺跡 史跡大船遺跡を中心に」
函館市立大船小学校6年 村上稜空 「大船遺跡出土の石皿について」
是川石器時代遺跡 八戸市教育委員会 小久保拓也 「是川石器時代遺跡」
八戸市立根岸小学校5年 杉本よし埜 「JOMON FAN? Yes,JOMON is FUN!」
御所野遺跡 一戸町教育委員会 菅野紀子 「御所野遺跡」
一戸町立一戸南小学校6年 髙田優美
一戸町立一戸南小学校5年 苗代澤千磨
「御所野縄文遺跡応援団!」
伊勢堂岱遺跡 北秋田市教育委員会 榎本剛治 「伊勢堂岱遺跡」
北秋田市立鷹巣東小学校6年 田村緋咲 「ふるさとの遺跡とともに」

遺跡について話し合う発表者

講評を述べる中嶋館長

参加者で記念撮影

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