2014年09月02日
コンテンツ番号7409
生前の功績が称えられる
(2014年9月2日)
元森吉町消防団分団長で今年7月に逝去された宮野德治氏(享年77歳)=小又=が、このほど瑞宝単光章を受章し、9月2日(火)に市役所で叙勲の伝達式が行われました。
宮野氏は、昭和33年12月に旧森吉町消防団に入団し、平成11年12月までの41年の長きにわたって消防団員を務められました。その間、副分団長や分団長などを歴任し、豊かな消防知識と経験を生かし、部下の育成と親和に努め、強い責任感のもと消防団活動に尽力されました。
伝達式には、妻のヤヱさん(77歳)と長男の順一さん(56歳)=秋田市=が出席し、津谷市長、高橋進消防長同席のもと、熊谷淳秋田県北秋田地域振興局長が伝達の口上を述べ、ヤヱさんと順一さんにそれぞれ位記と勲章を手渡しました。
このたびの叙勲は、氏が今年の7月に急逝されたことにより、生前の功績を称えるために授けられたものです。伝達を受けヤヱさんは「このような立派な章をいただき、感謝しています。本人が生きていたら、たいへん喜んだと思います」と話していました。