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第1回北秋田市 高校生料理コンクール

食をとおした地域活性化をめざせ!

2014年8月3日

 高校生レストラン「まごの店」で知られる三重県相可高校と秋田北鷹高校による交流事業「第1回北秋田市料理コンクール」が、8月3日、中央公民館で開かれました。


第1回北秋田市高校生料理コンクール(8月3日、中央公民館)


比内地鶏とししとうカレーのふるまい

 高校生レストラン「まごの店」で知られる三重県相可(おうか)高校と秋田北鷹高校による交流事業「第1回北秋田市料理コンクール」が、8月3日(日)、中央公民館で開かれ、参加者は若い力による「食」をとおした地域活性化について考えました。

 この交流事業は、全国一の調理技術を持つ相可高校と料理コンクールを開催することにより、新たな北秋田市の名産品開発につなげることと、両校の交流を機に故郷を見直し、他の地域の食文化について深く理解する力を養うために開催されたものです。

 相可高校のある三重県多気(たき)町は、三重県のほぼ中央に位置する松坂市に隣接した人口1万5千人ほどの内陸の町で、高校生が運営するレストラン「まごの店」が平成22年にテレビドラマ化されたことでも全国から注目を浴びています。この高校生レストランは、町役場職員の岸川政之氏による農業振興策の一つが実を結んだもので、岸川氏は現在「多気町まちの宝創造特命監」として地域に眠る人・歴史・文化などの掘り起しをおこなっており、昨年の12月には北秋田市でを訪れ、「まちの宝を見つけ出せ!郷土の誇りを子どもたちに」と題して講演していただきました。

 また、秋田北鷹高校家庭科クラブは昨年年9月27日から29日まで、多気町で行われた「第1回全国高校生”S”セレクション」に出場。これまでに地域特産品を活用した地域活性化に取り組んできた「しょうゆバター餅」プロジェクトや「比内地鶏とししとうカレー」の開発、高校生による地域おこしと社会貢献について発表して最高賞の銀賞を受賞するなど、これまでにも多気町とは盛んに交流がおこなわれています。

 はじめに津谷市長が「相可高校の皆さん、ようこそ北秋田市においでくださいました。はるか遠く離れている三重県多気町と北秋田市との交流を通じて、地元の食材と文化を見つめ直し、地域にある素晴らしいものを自分たちが大人になったときにどうやって生かすかを考えて欲しい。また、頑張っている高校生の努力を無にしないためにも、地域の大人たちがもっと頑張っていかなければと思うきっかけになればと思う。地元の食材を使って料理していただくが、そこから生まれてくるものが今後地域の活性化につながり、地域の方に愛される特産品となることを願っている。皆さんで子どもたちの頑張りを応援しましょう」などと開会の挨拶を述べました。

  コンクールは1チーム3人で行われ、「秋田」「比内地鶏」をテーマにした料理部門には各校から2チームの4チーム、「木イチゴ」をテーマにしたスイーツ部門には1チームずつがエントリー。調理会場からホールのスクリーンへは、生中継で高校生たちが手際よく調理する様子が映しだされました。また、ホールでは相可高校調理クラブの顧問・村林新吾先生が「食通じ人間育て!」と題して講演を行い、相可高校の紹介やまごの店誕生の経緯に触れながら、相可高校が成功した秘訣として「商品は安全・安心なブランドを作り上げて安売りしないこと、高校生が作るものは出来るだけ化学調味料などを使わずに自然に近い状態にすること」などと語りました。

 昼食には北鷹高校プロデュースの「比内地鶏とししとうカレー」が参加者に振る舞われ、北秋田市特産のししとうの辛みがぴりっと効いた味に舌鼓を打ちました。また会場ではレトルトパックにした同商品も販売され、飛ぶように売れていました。

 審査は、①指定時間内に料理が完成して片付けも終了しているか、②料理の「彩り」「盛り付け」が美しいか、③誰でも手軽に簡単にできる料理か、④プレゼンテーションが優れているか、⑤コストパフォーマンスの5点を5段階評価でおこなうもので、5人の審査委員による審査の結果、最優秀賞には相可高校「田舎の料理人」チームの「熱々鶏味噌ビビンバ」、優秀賞には北鷹高校「B型ガールズ」チームの「秋田の魅力たっぷりんデザート」が選出されました。

 総評では村林先生が「長い時間お疲れさまでした。今日はお互いの高校が頑張りましたので、まごの店賞に選ばれた作品を開発し、秋田県のアンテナショップや三重県のアンテナショップで提供される日本一の商品として作りあげることを約束します。このような若い力が交流することにより、秋田県と三重県が発展すると思いますので、今後ともよろしくお願いします」と述べ、閉会しました。

津谷市長による開会のあいさつ

工夫した点や苦労した点について語る相可高校の生徒

プロ料理人さながらの包丁さばき

チームで協力しながら一品を作りました

村林先生による講演

皆で食べたししとうカレー

参加者からはアドバイスもありました

木いちごを提供した「てぃっちゃん農園」の安部貞一さん

お互いの料理を試食しました

プレゼンテーションを行うB型ガールズ

最優秀賞の田舎の料理人チーム

村林先生による総評

審査結果

最優秀賞(極賞) 「熱々鶏味噌ビビンバ」
 田舎の料理人(相可高校 濱口風香さん・野崎栞里さん・中村こはくさん)

優秀賞(雅賞) 「秋田の魅力たっぷりんデザート」
 B型ガールズ(北鷹高校 津島美衣さん・九島朱李さん・相馬美穂さん)

審査員特別賞 「秋田と三重のコラボ~フランボワーズのムース」
 OHKA青春ふらんぼわー's(相可高校 浅井結紀さん・後藤千奈さん・清水天規さん)

まごの店賞 「北秋田コロッケ~レバーミートソース添え」
 こまち三姉妹(北鷹高校 近藤百香さん・佐々木果琳さん・工藤真寛さん)

優良賞 「つるつる比内地鶏うどん」
 うどん三姉妹(相可高校 吉本梨乃さん・濱田さくらさん・小西亜優さん)

優良賞 「紙比内(かみひな)ちゃん・もちたまこ」
 SNH(北鷹高校 佐藤夏綺さん・本城梨里子さん・成田鈴音さん)


最優秀賞の「熱々鶏味噌ビビンバ」

優秀賞の「秋田の魅力たっぷりんデザート」

審査員特別賞の「秋田と三重のコラボ~フランボワーズのムース」

まごの店賞の「北秋田コロッケ~レバーミートソース添え」

優良賞の「つるつる比内地鶏うどん」

優良賞の「紙比内(かみひな)ちゃん・もちたまこ」

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