■交通
(1)道路交通網
本圏域は、鷹巣町を起点として、森吉町、阿仁町とを結ぶ国道105号、合川町とを結ぶ主要地方道鷹巣川井堂川線が圏域内連携のための幹線となっており、そのほか、大館市と能代市を結ぶ国道7号、森吉町で国道105号から分岐し、上小阿仁村とを結ぶ国道285号が圏域外への主要幹線として機能しています。本圏域周辺では西に秋田自動車道、東に東北自動車道が供用されていますが、最寄りインターチェンジまでは30km程度の距離があり高速道路の利用利便は高くありません。
公共交通については、鷹巣町内を東西に奥羽本線が横断しているほか、鷹巣駅を起点として合川町、森吉町、阿仁町を結びながら角館に至る秋田内陸縦貫鉄道が圏域を縦貫しています。バス路線は鷹巣を起点として合川町方面を結ぶ路線や、森吉町、阿仁町方面を結ぶ路線が設定されていますが、こうした公共交通は自動車の普及や人口の減少に伴い利用者も減少しています。
また、鷹巣町と合川町との境界には平成10年に開港したあきた北空港があり、東京羽田便2往復と大阪伊丹便1往復が運行されていますが、冬期を中心に搭乗者数が伸び悩んでいます。

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