■人口・世帯
(1)人口・世帯数の推移
平成12年国勢調査における本圏域の人口は42,050人で、鷹巣町が全体の過半数を占めます。人口の推移をみると、圏域人口は減少傾向にあり平成2年から12年の10年間で約10%の人口減となっています。これは県平均の3.1%を大幅に上回っており、急速に本地域の人口減少が進んでいることを示しています。
世帯数は13,500世帯前後で推移しており、25年間ほぼ同じ水準となっています。世帯人員は昭和50年の3.90人から3.09人へと25年間で約0.8人減少しています。
図表 人口の推移(資料:国勢調査)

図表 世帯数と世帯人員の推移(資料:国勢調査)

(2)年齢3区分別人口
平成12年国勢調査における年齢別人口をみると、年少人口(15歳未満)12.5%、生産年齢人口(15〜64歳)58.6%、老年人口(65歳以上)28.9%となっており、少子高齢化が県平均以上に進んでいることを示しています。老年人口比率は圏域南部で高い傾向があり、阿仁町では37.6%とすでに人口の3人に1人が65歳以上の高齢者となっています。
図表 年齢3区分別人口構成(資料:国勢調査)

(3)就業人口
本圏域の産業構造を平成12年国勢調査における産業3分類別就業人口構成でみると、第1次産業と第2次産業の比率が県平均に比べ高く、第3次産業の比率が低いという特徴がみられます。特に阿仁町及び合川町では第1次産業の比率が高く、第1次産業と第2次産業の合計が過半数を超えています。
しかし、近年の推移をみると、第1次産業の減少が進んでおり、産業のソフト化が進行していることを示しています。
図表 産業3区分別人口構成(資料:国勢調査)

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