代表挨拶

 伊勢堂岱遺跡ワーキンググループの紹介ページをご覧いただきお礼を申し上げます。

 私たちは「できることを・楽しく」をモットーに、伊勢堂岱遺跡を訪れる人たちとのふれあいを大切に、縄文遺跡に関わるボランティア活動をしております。

 現在は伊勢堂岱遺跡に関する北秋田市が行う事業への協力や遺跡のガイド案内などが主な活動内容となっております。

 伊勢堂岱遺跡ワーキンググループは、平成9年の結成から25周年が経過し、『伊勢堂岱遺跡:世界文化遺産登録記念植樹』の開催にあたり、「ヤマザクラ」を伊勢堂岱縄文館の駐車場周辺に小ヶ田自治会や関係団体との協力を得て植樹するなど、地域との絆や交流も深めながら活動しております。

 さて、縄文遺跡とのかかわりは、現代社会を見つめ直す機会になると考えております。環状列石に込められた死生観、世界観、子孫の繁栄や環境問題について、まさに私たち現代人が今、縄文人の生き方に学ばなければならないことがたくさんあると思います。そして未来の子どもたちに、この大事な地域を、地球を引き継いでいくために何ができるかを真剣に考え、取り組みをしていかなければならないと思います。

 私たちは、微力ながらボランティア活動を通して、伊勢堂岱遺跡から「縄文の“こころ”と“かたち”」を学び、その“こころ”を未来へ繋いでいく努力を皆さんと共にしていきたいと思います。

 

伊勢堂岱遺跡ワーキンググループ  代表  佐藤 要   [400KB]