津谷市長に受賞の報告をする伊藤さん（3月8日、市役所）

　平成23年度秋田県スポーツ賞『生涯スポーツ賞』を受賞した伊藤敬悦さん（84）＝北秋田市あけぼの町＝が、３月８日（木）に市役所を訪れ、津谷市長に受賞の報告をしました。

　伊藤さんは鷹巣グランドゴルフ協会、北秋田市グラウンドゴルフ協会の事務局・副会長・会長を歴任し、グラウンドゴルフ競技の普及拡大に尽力すると共にグラウンドゴルフ協会の組織の拡充発展に寄与されました。 また、当市に留まらず、競技人口が少なかった県北地域で競技の普及拡大には特に尽力され、県北や全県規模の競技大会を開催するなどし、県北地域・全県組織の拡充と会員の拡大、競技指導者にも貢献されています。

　この日、市役所を訪れたのは伊藤さん、北秋田市体育協会の成田会長と佐藤事務局長、鷹巣地区グラウンドゴルフ協会の畠山会長の４人。
　受賞報告で伊藤さんは「県北地区はグラウンドゴルフの普及が遅い地区であったが、平成７年に大野岱ハイランドで全県大会を開催したのをきっかけに、平成９年から阿仁部の大会、平成12年から県北大会の開催と大会を開催していくごとに競技も盛り上がっていった。競技場所も空港の公園などを使用させてもらえるよう交渉をし、今では道具の貸し出しまでしてもらえるようになった。誰かがバカになって頑張らないと普及はしていかない。今、グラウンドゴルフを多くの人たちに楽しんでもらえていることをたいへん嬉しく思う。この受賞を機会にもっと会員を増やしていきたい」などと述べました。

　報告を受け、津谷市長は「受賞おめでとうございます。市のグランドゴルフ協会の会員も今は100人を超え、本当に多くの方々に楽しんでもらえており、伊藤さんをはじめ関係者の方々の取り組みの成果と感じています。高齢者の方も多くいるようですが、健康のための適度な運動ができることと、何よりもてみんなが笑い、語り合える場を作っていただいていることを本当に嬉しく思います。これからも会員の方々は増えることはあっても、減ることは無いと思います。今後とも多くの方々のためにご指導いただきたい」などと受賞のお祝いと今後の活動に期待を寄せました。

　 （2012.3.8)