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想い出と希望を胸に旅立つ
 〜市内の4中学校で卒業式〜
市内の中学校で卒業式が行われる(3月10日、阿仁中学校)

 市内の中学校4校で3月10日(土)、卒業式が行われ、卒業生がそれぞれの思い出と希望を胸に学び舎を巣立ちました。

 今年の卒業生は鷹巣中学校が112人、鷹巣南中48人、合川中50人、森吉中53人、阿仁中29人の計292人。

 この日は4校でそれぞれ卒業式が行われ、このうち阿仁中学校(山岡満校長、生徒数73人)では、在校生、教職員、来賓、保護者合わせ約180人が出席して体育館を会場に式典が行われました。

 はじめに、国歌と校歌を斉唱した後、山岡満校長が一人ひとりに卒業証書を授与し、「卒業にあたり、あるアスリートの言葉を贈ります。失敗した事のない人は成功したことがない。なぜなら失敗から挑戦を繰り返すことにより成功につながる。皆さんが持っている夢や目標を達成するために、より良い社会を創っていくためにも有意義なことに積極的の挑戦して取り組んでほしい。挑戦で困難や失敗が伴うことがあると思いますが、くじけることなく、失敗から学び、あるいは失敗を生かしていくことが大事です。また、仲間と協力することで解決することがたくさんあります。阿仁中学校の同級生の絆を大切にしながら、また新しい友だちを作りながら頑張って下さい。充実した人生を送るためにも、困難に負けない強く柔軟な心と、他の人に対する優しい広い心を育んでいくよう心がけて下さい」などと式辞。

 続いて、来賓を代表して、佐藤正俊教育委員長職務代理者、福森卓同校PTA会長があいさつ。佐藤正俊教育委員長職務代理者は、「みなさんにとってはあっという間の3年間だと思います。これからそれぞれがそれぞれの道に進みます。目標を大きくもって、つらくとも下を向かず上を向いて全力で頑張ってほしい」などと激励しました。

 また、福森卓PTA会長は「3年間全校一体となり、様々なことにチャレンジしてきました。部活動や学校活動で培った阿仁中生としての絆、そして周りの人たちへの感謝の気持はどこへ行っても通じるすばらしい成果です。今日いっしょに卒業する仲間は想い出を共有できる友だちであり同窓生です。これから先、壁にぶつかる時、家族や友だちを思い浮かべてください。いっしょに悩み相談に乗ってくれる人がたくさんいます。皆さんには無限の可能性があります。健康に留意し、身につけた精神力を信じ、常に周りの人への感謝の心を持ちなが生活してください」などとお祝い期待の言葉を述べました。

 この後、卒業祝品が授与され、在校生を代表して2年生の高田圭介さんがこれまでの部活動や学校生活での指導などに感謝しながら卒業生への送る言葉を述べました。

 続いて卒業生全員が正面に整列し、一人ひとりが3年間を振り返って一コマ一コマを述べ「想い出を胸に今、私たちは新しい世界へと旅立ちます。どんな未来が待ち受けているかわかりませんが、何があっても下を向かず前を向いて歩いて行きます。お世話になった後輩たち、先生方、さようなら。阿仁中学校さようなら」と巣立ちの言葉を述べ、最後に3年間の思い出を胸に、在校生とともに「卒業の歌」を心一つにして歌い上げました。

 式典の後、卒業生や保護者は教室で担任らとの最後の別れを惜しみ、3年間の思い出が詰まった学び舎を後にしました。

卒業生一人ひとりに卒業証書 式辞を述べる山岡校長 祝辞を述べる福森卓PTA会長
送る言葉を述べる高田圭介さん 卒業生全員で巣立ちの言葉 中学校最後のホームルーム

 ◇市内の小学校の卒業式は3月16日に行われます。(合川西小学校は3月17日、合川南小学校は3月18日です)

     (2012.3.10)


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