新着情報一覧

バレーボール将来有望選手の中学生を激励訪問
 〜バレーボール元オリンピック選手川合俊一氏〜
 身長199pと将来有望選手として注目される鈴木君に指導する川合俊一氏(鷹巣中学校)
 川合氏の話を聞く鷹巣中バレーボール部員
 中学生を指導するバレーボール元オリンピック選手の川合氏

 バレーボール元オリンピック選手の川合俊一氏が3月22日(木)、鷹巣中学校を訪れ、バレーボールの将来有望選手として注目される同校2年の鈴木祐貴くんが所属するバレーボール部を訪問、指導しました。

  川合氏は、1963年新潟県生まれ。明治大学付属中野高等学校を経て日本体育大学を卒業し、実業団の富士フイルムに入社。大学時代から全日本入りし、後に全日本の主将を務め、ロサンゼルス、ソウル五輪に連続出場。現役引退後はタレントに転身。日本人初のプロビーチバレーボーラーとしてアメリカのツアートーナメントなどにも出場。現在は、日本ビーチバレー連盟会長、日本バレーボール協会強化事業副本部長、ケイブロス代表取締役社長、タレント、バレーボール解説者などとして幅広く活躍しています。

 川合氏の訪問は、今年の2月16日から19日まで東京スポーツ文化館(東京都江東区)で行われた、全国中学生長身選手発掘育成合宿(公益財団法人日本バレーボール協会主催)に同校2年の鈴木祐貴(ゆうき)君[身長199p]と同じく2年の畠山晶(しょう)君[身長182p]が参加し、指導スタッフとして同合宿に参加していた川合氏の目に留まり、同校の春休みに合わせて川合氏が個人的に訪れたものです。

 長身合宿に参加した川合氏は、自身のブログで「全国の背の高い中学生の男女の合宿が始まりました。合わせて100人。デカイやつばっかりでした。いいことですね〜。将来のバレーボール界をしょって立つ子達なのでしっかり育てたいです。男子では中学2年生で2メートルある鈴木君という選手がいます。将来、全日本に入るのはまず間違いない選手なので、是非バレーボール界を上げて応援、フォローアップしていきたいと思います。頑張れ中学生!!」と紹介しています。

 身長199pと将来有望選手として注目される鈴木君は、昨年12月に行われたJOCジュニアオリンピックカップ第25回全国都道府県対抗中学バレーボール大会においても活躍し、個人の各賞を受賞しています。

 同校の体育館で行われた川合氏の指導では、鈴木君が主将をつとめる同校バレーボール部員のほか、鈴木君と同じくJOCジュニアオリンピックカップ第25回全国都道府県対抗中学バレーボール大会に出場し活躍した、鷹巣南中学校2年の中田紫乃(しの)さん[身長177p]も参加しました。川合氏は、レシーブやパス、アタックなどの練習を見守りながら、癖を指摘したり、ボールのさばき方など熱心に指導していました。

 川合氏は、鈴木君について「素直で人の話を聞く姿勢が良い。どのスポーツもそうだけど素直で人の話を聞けない人はうまくなれない。この子はうまくなると思うし、このまま育てば、将来的にも間違いなく全日本に入る選手。今中学生の合宿はやっていますけど、年間で何日間しかないので、たまにこうやって全日本の強化委員とかが来て指導して、今から日本代表とはということの意識を植え付けさせることが大事」と述べ、鈴木君の修正する点について「彼は、スパイクでひじが曲がる。普通の中学生がブロックで飛んだら決まるんだろうけど、少し大きい中学生がブロックを飛ぶとブロックに引っかかる。そこは一番直さなければならないところ。中学生がブロックを飛んだらワンタッチもされない位、上を通過していくような高さのスパイクを打たなくてはいけない。身長はまだ伸びているらしいので、2m10pはほしい」などと話していました。

 川合氏のボールを受ける鈴木君と中田さん  川合氏のアドバイスを受けレシーブする鈴木君  同じくレシーブをする中田紫乃さん

(2012.3.22


前へ戻る