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まとび学園子どもたちの作文

■「私の心の収穫」
 3年 春日原 美草(かすがはら みさ 東京都)

 私は、4月に入園してから、ずいぶん変わったことが四つあります。一つ目はあいさつです。4月には朝起きたら「おはようございます」といえなかったけれど、もう今は言えるようになりました。当たり前のことができていなくて、はずかしくなりました。

 二つ目はみんなとの協力です。4月には、みんなとの協力なんて考えていませんでした。でも、今はみんなで協力できるようになりました。三つ目は、まとびの仲間と仲良くなれたことです。初めて会ったときは、みんなとあまりしゃべれていなかったけれど、このごろはおしゃべりをいっぱいするようになりました。とってもうれしかったです。

  四つ目は、学校のことです。友達とは、はじめは仲良くなかったけど、このごろは一緒に遊んだりしています。こんなにいろいろなことを収穫できてうれしかったです。まとびに来て本当によかったと思います。 これからも、あいさつをしっかりとしていきたいと思います。そして、みんなと仲良く協力していきたいと思います。

■「僕が、ここに来てからの収穫」
 4年 仲宗根 瑠美(なかそね るび 神奈川県)

 僕が、まとび学園に来てからの心の収穫はたくさんあります。一つ目は、食わず嫌いをしていた梅干と納豆が食べられるようになったことです。でも、梅干は食べられるようになったけれど、すっぱくて苦手です。納豆は好きになりました。

 二つ目は、苦手だった自転車が乗れるようになったことです。北欧の杜で練習をして、うまくなりました。農家のお母さんや福田さんのお父さんに乗り方を教えてもらって、乗れるようになりました。三つ目は、マラソンが得意になったことです。北欧の杜マラソンで4年男子で3位になりました。その時は、メダルをもらってうれしかったです。

 これからがんばりたいことは、スキーです。たくさん走って体力をつけて、スキーのノルディックで速くすべることができるようにがんばりたいです。

■「私の心の収穫」
 4年 春日原 美樹(かすがはらみき 東京都)

 私は、4月から10月の今までで、まとびで成長したことがいっぱいあります。一つ目は、ご飯のときです。4月の初めての夕ご飯のとき、イカが出ました。そのときは、泣き泣き食べていました。今、思うとそれがとてもはずかしくなります。嫌いな魚や肉も食べられるようになりました。

 二つ目は、あいさつです。あいさつでは、「お早う」や「おやすみ」ぐらいしか言えなかったけれども、今ではありがとうとか、ごめんなさいが相手にいわれなくても直ぐいえるようになりました。でも、今でもたまに忘れてしまうから、もっと頑張りたいです。

 三つ目は、仲良くすることです。まとびに来るまで、家では妹の美草と毎日のようにけんかをしていました。まとびに来て過ごすと、最初のころは、瑠美君や洋兄ととくに仲が悪く、けんかをしていました。でも、今は学校の友達とも仲良く生活できて来ました。

 農家でも、怜姉となかなか気が合わなくて、仲良く生活できていませんでした。たまにちょっとしたけんかもするけれど、初めのころと比べれば、とても仲良くなりました。4月と10月の間で収穫したことは、仲良くすることです。これからの課題は、もっとごはんを食べるのをスピードアップしたいです。それと、冬になればスキー練習とかがあるので、今のうちに走ったり体力をつけ、スキーは苦手だけど、練習をいっぱいやって頑張りたいです。

■「ぼくの心に残った収穫と成長」
 5年 松尾洋希(まつお ひろき 千葉県)

 ぼくは、成長の成果が出てきました。ここに来るまでは、嫌いだった納豆やトマトが食べられませんでした。だけど、この生活をしていて全部食べられるようになりました。

 学校では、友達と仲良くできるようになりました。瑠美君とはまだケンカをすることがありますが、これからは、仲良くしていきたいです。 次に、まとびの思い出を発表します。 まとび学園の入園式の後に行われた会食会では、おいしい食べ物をおなかいっぱい食べました。そして、お母さんとお父さんにお別れをしました。 次に、はじめての農家入りでした。僕は、三浦さんの家でした。

  次に、鎌沢の運動会です。全部のプログラムが楽しかったです。 その他にも、いろいろな思い出は、いっぱいありました。お米の田起こしや田植えや稲刈りなどがありました。自分が作ったお米はすごくおいしいと思いました。ジャガイモ堀で自分が掘ったジャガイモはおいしかったです。

  これから、後半になりますが、ぼくは、農家でうそをつかないようにしたいです。それと、スキーで1位になりたいです。 まとび学園で頑張りたいです。

■「心の収穫とこれから頑張ること」
 6年 四家怜菜(しけ れいな 山形県)

 私が、まとびに来て、収穫したことは二つあります。一つ目は、走れるようになったことです。5月ごろから少しずつ走るようになって、そして、夏休みに家に帰っても走りました。理由は、走ると何かすっきりするからです。それが、意外にも「北欧の杜学童マラソン大会」で、2・5キロを完走することができ、結果は22人中20位になりました。

 二つ目は、私は左利きなのですが、まとびに来て右手も使えるようにしたことです。理由は、太鼓では右から打ち始めるものが多く左利きだとやりにくいからです。それと、鉛筆で書くときは右で、お箸は左だとおかしいと思ったからです。4月から少しずつ努力して直し、今では右手でも上手におはしを使えるようになりました。

 私は、まとびの生活の後半、これからがんばろうと思うことは3つあります。一つ目は、しっかり毎日日記をつけることです。今までに、間に合わなくて日記を書くのを後回しにしてしまったことがあり、何日分もためてしまったことがありました。その時は、書かないでいたところを思い出しながら書くのがすごく大変で、苦労しました。ですので、このようなことがないように努力していきたいです。

 二つ目は、早く行動することです。なぜかというと、遅くなっていやな思いをしたことがたくさんあるからです。 三つ目は、食事のマナーを守ることです。大分良くなりましたが、学校ではまだだめなところが多いので、学校でもできるようにしたいです。

 このように、できるようになったことは増えたけれど、だめなところもまだまだあるので、これからもがんばって行きたいです。

■「心の収穫」
  6年 清水真澄(しみず ますみ 神奈川県)

 私は、4月からまとび学園に来て、特にがんばったことが一つあります。それは、「人に頼らない」ということです。私は、家では、いつもお姉さんに頼ってばかりでした。まとび学園に入ったばかりの時は、1年なんて直ぐだから、ホームシックなんかにならないと思っていました。でも、いざ7ヶ月過ぎてみるとすごく長いように感じました。

 今までに、色々な事があった中でも、この作文を書く前は、私は、人に頼ってないと思っていました。でも、振り返ってみると、人に頼っていることが多いと思いました。たとえば、誰かの言う通りに行動していたり、友達が行く方について行ったりしていました。なので、これからは、人が言う前に行動したり、自分の意見をきちんと持ちたいです。

■「ぼくの収穫」
  6年 山野井 淳仁(やまのい あきのり 茨城県)

 ぼくは、今年の春から今日まで頑張れたことは、二つあります。一つ目は走ることです。ぼくは、走ることが好きで、走ると心が落ち着きます。でも、宿題などをしているとマラソンをする時間が少なくなります。ぼくは、まとびの生活3年目なので、学園の生活にも慣れ、マラソンを少しでも多くやっています。結果、ぼくは、秋田県の代表で山形県の蔵王の大会に出ることができました。秋田県の代表として出れたと言う事は、ぼくにとって一番うれしかったことです。これからもマラソンを続けたいです。

 二つ目は、あいさつです。毎日、いろいろな所であいさつをします。毎日、あいさつしています。あいさつは、大切な事だと思っていても、たまにあいさつを忘れてしまいます。なので、毎日のあいさつを忘れないように心がけて行きたいです。頑張りたいことは、生活面です。朝起きるのが、苦手でなかなか起きることができません。起きても、頭がまわらなくて「ボケーッ」としていることが多いので、早く起きられるように努力したいです。

 それと、食事の事です。ぼくは、よくかまないで直ぐ飲みこんでいました。かまないで飲むと消化が悪くなり、胃に負担をかけてしまうので、よくかんで食べるようにしたいです。このように、頑張れたことや、できなかったことがありました。なので、できる事は、できるだけ何でも頑張ってやりたいと思います。

(2006.10.30)

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