100歳を迎えた小平ミキさん（特別養護老人ホーム青山荘）

　小平ミキさんの100歳を祝おうと４月2日（月）、入所している特別養護老人ホーム青山荘（金田寿施設長）を鈴木祐悦高齢福祉課長が訪れ、寿詞と記念品を贈り長寿を祝いました。

　明治45年４月１日生まれの小平さんは、夫の兵一郎さんと結婚、大館市から北秋田市材木町に嫁ぎ、子供５人に恵まれました。以前は月居服装専門学校で講師を務め、洋裁が非常に得意でした。現在は平成13年から入所している青山荘で生活しています。

　同施設で行われた祝品の贈呈では、鈴木課長から小平さんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られました。鈴木課長は「100歳おめでとうございます。小平さんは悲しい戦争なども経験されながらも、５人のお子さんを育て上げられました。お子さんからは、料理と手芸が大変お上手で、まさに良妻賢母のお手本となる人だと伺っています。100歳は迎えようと思っても簡単に迎えられるものではありません。これから桜が咲く季節になりますので、花見なども楽しみながら、これからも元気でいてください｣などと祝福しました。

　また、金田施設長からは小平さんに花束が贈られ、集まった施設の職員も一緒に小平さんの100歳を祝いました。 施設での小平さんは、体が疲れやすく動き回ることは出来ませんが、昼食は車イスに乗って自分の部屋から移動し、皆さんと一緒に食べているそうです。

　100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた小平さんを含め、男性３人女性24人の合計27人です。 また、最高齢は104歳の女性の方です。（平成24年４月２日現在）

（2012.4.2）