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待ちわびた桜の季節到来
 〜第61回鷹巣中央公園「桜を観る会」〜
 桜の季節到来を喜び、杯を交わす桜を観る会(鷹巣中央公園公園芝生広場)
 咲き始めた鷹巣中央公園の桜(4月29日正午撮影)
 連日20度を超える温かさが続いたこともあり、中央公園の桜は一気に花が開きました

 北秋田市観光協会(永井孝会長)が主催する第61回「桜を観る会」が4月29日(日)、鷹巣中央公園の芝生広場で開かれ、大勢の来場者が桜の開花を喜び民謡ショーなどのイベントを楽しみました。

 昨年は、東日本大震災後間もないということで、同公園の桜を観る会や桜祭りなどイベントは自粛され、 桜関連イベントは2年ぶりの開催。

 はじめに、永井会長が「昨年は東日本大震災でこの桜を観る会は自粛させていただき、一昨年とその前の年は雨のため会場を青葉荘に移して開催しました。今年は天気に恵まれ、4年ぶりに芝生広場で桜を観る会を開催することになり、とてもうれしく思います。また、桜の花はきのう一輪も咲いていませんでしたが、今日の桜を観る会に合わせたくさん花が開いてくれました。今日はこのあと、金澤晴子さん、吉川ちあきさんの歌謡ショー、万灯火前野シスターズによるスコップ三味線のショーを用意しています。お天気が良いのでどうか最後までゆっくり楽しんで」などとあいさつ。

 続いて、来賓の中川真一市産業部長が「今日は3つの事に感謝をしたいと思います。1つ目は、今こうして皆さんと楽しい時間を過ごせるのは、観光協会の皆さんが汗水流して準備していただいたおかげ。お集まりの皆さんと一緒に観光協会関係者に感謝したいと思います。2つ目は、桜を観る会に参加していただいた皆様に対しての感謝です。この会が開催できるのも参加してくれる皆様のおかげです。3つ目は、この会に合わせて開花してくれた中央公園の桜に対してです。今年は雪解けが非常に遅く、ついこの間まで雪があり、4月中の開花は無理だろうと思っていましたが、見事に間に合わせてくれました。桜のピークは後半の4連休にピッタリ合うのではないかと思います。中央公園の桜まつりがたくさんの人出で楽しいものになるよう祈念します」などと祝辞を述べました。

 この後、北秋田市商工会の戸島昭彦次長の音頭で乾杯し、参加者は金澤晴子さん、吉川ちあきさんの歌謡ショー、万灯火前野シスターズのスコップ三味線のステージなどを聞きながら会を楽しんでいました。

 中央公園は、桜の名所として知られ、園内にはソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど約850本が植えられています。中央の堤を囲むように咲き誇る満開の桜を目当てに、毎年多くの花見客が訪れます。観光協会によると同公園の桜は4月29日正午現在で三分咲き。この連休期間中に見ごろを迎えそうです。市内の桜は早い所で4月27日頃から咲きはじめ、気温20度を超える温かさが続いたこともあり一気に花が開きました。

 今年の中央公園桜祭りは、4月26日(木)から開催されており、5月6日(日)までを予定しています。5月3日午前10時から15時までカヌーシーダ秋田のカヌー乗船体験(大人500円、子供300円)、6日午後1時からは桂ゆりさんの歌謡ショーが開かれます。また、桜のライトアップは5月6日(日)までの毎日、午後5時から午後9時まで行われます。

 桜のトンネル、鷹巣中央公園チェリーロード   歌謡ショーで津軽じょんがら節に合わせ手踊りを披露する金澤晴子さん  同じく歌謡ショーで北前慕情を熱唱する吉川ちあきさん 

(2012.4.29


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