2019年01月29日
コンテンツ番号8407
昨年、平成30年の秋田県内における林業死亡労働災害は1月、11月、12月に各々1件発生し、平成31年1月18日付けで「林業死亡労働災害多発警報(平成31年1月18日から平成31年4月末までの3ヶ月間)」が発令されました。
林業労働災害再発防止対策
[事業主の取組事項]
(1)林業死亡労働災害再発防止のため緊急集団指導への出席
(2)経営トップとしてリーダーシップを発揮し、自主安全パトロールと一斉自主点検を実施
(3)「林業・木材製造業労働災害防止規程」の遵守、規程事項の着実な実践
(4)「林業労働災害再発防止対策」を事業場の労働者に周知徹底し、事業主として着実な取組を実践
(5)死亡労働災害多発地域の事業主は、同地域内の事業主と連携し、自主的な緊急安全パトロールを実施
(6)警報発令期間終了後も、「林業労働災害再発防止対策」が実効あるものとなるように、再発防止を図るためのフォローアップを実施
[労働者の取組事項]
(1)労働者は、事業主が講ずる必要な事項を遵守する責務を自覚するとともに、「林業・木材製造業労働災害防止規程」を遵守し、規程事項の着実な実践
(2)労働者は、「林業労働災害再発防止対策」の事業主の実施事項を積極的に実践
重点取組課題
(1)伐木作業における安全な作業手順(伐倒の基本・立入禁止区域厳守)の遵守
(2)「かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン」に基づく措置の徹底
(3)林業作業現場で複数の労働者が作業を行う場合、作業計画の策定、適正な山割(上下作業の禁止)、合図等の措置の徹底
(4)斜面での移動や作業時における墜落・転落防止措置の徹底
(5)「リスクアセスメント実践マニュアル」[林業版]の着実な実施
(6)荷役作業時における運送業者等との連携・調整の徹底
(7)非定常作業における就業前の安全衛生教育の徹底
(8)交通事故防止・交通労働災害防止のためのガイドラインの徹底