2018年08月03日
コンテンツ番号8764
アメシロ防除機を貸し出します
アメリカシロヒトリの駆除について
市内では毎年、アメリカシロヒトリが発生しています。被害の拡大を防ぐためには、早期の発見と駆除がとても大切です。各自治会や家庭で自主的に取組まれ、北秋田市の美しい緑を守れるようご協力をお願いします。
※防除・駆除は樹木の所有者の責任であり、市では市有地以外での駆除は行っておりません。個人で駆除していただくか、直接専門業者へご依頼ください。各自治会ごとに駆除活動を行う場合は、防除用機械を貸し出しています。
アメリカシロヒトリとは
ヒトリガ科に属する白い小型の蛾で、100種類以上の樹木の葉を食害し、特に桜・プラタナスなどの落葉樹を好みます。また、繁殖力が非常に強く、1匹で700~1,000個ほど産卵し約1週間でふ化します。幼虫は年2回巣網を張って集団で植物を食い荒らし、そのまま放置すると周囲の樹木まで被害が拡大します。
発生時期
気象条件等にもよりますが、通常、6月上旬から7月中旬(第1世代)と8月上旬から9月中旬(第2世代)の年2回発生します。
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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虫の状態 | さなぎ(越冬) | 成虫 幼虫 さなぎ~成虫 幼虫 | さなぎ(越冬) |
駆除について
巣の見つけ方と駆除方法
桜、プラタナス、ヤナギなどの落葉樹に好んで産卵し、幼虫は吐いた糸で作った巣に約1週間留まっています。巣の中の幼虫は、葉の葉脈だけ残して食害するため葉が透けて見えます。幼虫は、体長1.5cm位になると巣から離れてしまうので、分散する前に枝葉を切り取り、焼くか踏みつぶしてください。
分散後の駆除方法
早期に発見し補殺駆除を行うことが肝心ですが、発見が遅れ、すでに虫が分散してしまった場合は、スミチオン、オルトラン水和剤などを希釈したものを散布してください。薬剤について詳細は、農協等農薬販売店にお尋ねください。※薬剤の使用方法を誤ると、環境に悪影響がでる場合がありますので保存や取り扱いには十分注意してください。
防除用機械の貸し出しについて
市では自治会等で一斉駆除をおこなう場合、防除用機械の貸し出しをしています。ご利用の場合は、会長さん(代表者)を通じて申し込みください。
申込先
- 農林課林業振興係 0186-62-5517
- 合川窓口センター 0186-78-2112
- 森吉窓口センター 0186-72-3111
- 阿仁窓口センター 0186-82-2112
貸し出しは予約された順(電話での予約も可能)に貸し出しをしておりますので了承ください。なお、薬剤・水・ガソリン(軽トラおよび防除機械)は自治会で用意してください。