2018年03月23日
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夢をもってクロカンスキーを続けたい
(2018年3月23日)
第42回全日本マスターズスキー選手権小樽大会(全日本スキー連盟主催)のクロスカントリー競技で優勝した伊藤一男さん(81歳・新中)が、3月23日(金)に市役所を訪れ、津谷市長に優勝を報告しました。
全日本マスターズスキー選手権大会は、生涯スポーツとしてスキー競技の普及を図ることを目的に行われており、30歳以上の男女が対象となっています。クロスカントリー競技の種目は、男子30歳から74歳までと女子30歳から59歳までは5キロ、男子70歳以上と女子60歳以上は3キロとし、テクニックはそれぞれクラシカルとフリーとしています。今年の小樽大会は、3月10日、11日に北海道小樽市の朝里川温泉スキー場(アルペン)と小樽からまつ運動公園(クロスカントリー)で開催され、各競技で熱戦が繰り広げられました。
この日は、伊藤さんと阿仁スキークラブの加賀谷祥夫会長が市役所を訪れ、はじめに加賀谷会長が「伊藤さんは、花輪スキー場で行われた県予選で頑張り、全日本に推薦された。営林署に務めていた頃からコツコツとやってきて、一度は引退というかたちになったが、本人がこれからも頑張るということで、競技を続けてきた。今回はその頑張りの成果が出て、全日本マスターズ大会クロスカントリー競技男子80代のクラシカルとフリー両種目で優勝することができた」などと報告しました。
また、伊藤さんは「オリンピックの年なので、少しでも高いところに立てるように頑張った。追い越されたときには、また追い越すという気持ちを心がけて練習をした。85歳までは夢をもってクロカンスキーを続けたい。家族の理解と協力があって競技が続けられており、心から感謝している」などと喜びを語りました。
これを受けて津谷市長は「優勝おめでとうございます。うれしい報告を受けて、とても心強い。クロスカントリースキーは、足腰を鍛え心肺機能も向上するため、健康づくりに一番よい。来年の活躍も期待しているので、ぜひ頑張ってもらいたい」などと伊藤さんの優勝をたたえました。