2018年01月20日
コンテンツ番号3243
父親も積極的に育児参加を
(2018年1月20日)
父親の育児支援などを行っているNPO法人ファザーリングジャパン代表の安藤哲也さんによる「安藤パパの絵本ライブ&講演会」が、1月20日(土)に市民ふれあいプラザで開かれ、親子連れなどが絵本の読み聞かせや講演を通して家庭教育に理解を深めました。
このイベントは、子育て中の親の学びや育ちを応援するため、市が本年度に立ち上げた「家庭教育支援チーム」と市教育委員会がはじめて主催したもので、「絵本ライブ」と講演会の2部構成で行われました。
第1部の絵本ライブでは、安藤さんが13冊の読み聞かせを行い、登場する動物に合わせてジャンプしたり、クイズ形式の絵本もあり、参加した子どもたちは楽しく聞き入りました。
安藤さんからは「絵本は母親や幼稚園の先生が読むもの、というイメージがあると思うが、欧米ではパパが読む。父親の膝に座って絵本に付き合ってくれるのは保育園ぐらいまで、期間限定の子育てを楽しんでほしい」というお話もあり、父親が積極的に育児に参加するよう呼びかけました。
また、第2部の講演会では「子育ては、チームわが家で・わが町で~仕事も育児も地域も楽しむ生き方。ファザーリングのすすめ~」をテーマに、子育てにおける父親の役割などについて講演したほか、後半はディスカッションとして子育ての悩みや経験について意見交換を行い、参加者は家庭や職場・地域全体で子育てを支えることの必要性について理解を深めました。
家庭教育支援チームは今後、子育て世代に向けた情報提供や家庭教育に関する講座の開催、親子や保護者同士の交流の場の提供など、さまざまな活動を展開していく予定です。