2017年02月04日
コンテンツ番号9264
昔ながらの遊びや雪像作りを楽しむ
(2017年2月4日)
遊び体験イベント「白い風と遊ぼう」が、2月4日(土)に市民ふれあいプラザと米代児童公園を会場に行われ、子どもたちが雪遊びやけん玉、こま、竹馬づくりなどで昔ながらの遊びを楽しみました。
このイベントは、あそび体験活動ボランティア「この指と~まれ」(豊村聡代表)の主催で、子どものあそびの原点を振り返り、親子のふれあいの場を探ることを目的に平成14年から始まったもので、今回で18回目の開催。赤い羽根共同募金助成事業を活用して実施されました。市内の園児や小学生、親子連れが多数来場したほか、ボランティアで鷹巣中学校や秋田北鷹高校の生徒たちもスタッフとして参加し、民生児童委員や一般のボランティアスタッフも含め、会場には大勢の参加者が集まり盛大に行われました。
開会行事では、三澤仁教育長が「私が子どもの頃は、冬は外に出てスキー、スケート、そり遊び、かまくらで遊び、吹雪の時は家の中で今日この会場にあるような昔の遊びをした。子どもたちは遊びを通してたくさん学ぶ。今日は、北秋田市の宝物である子どもたちに、ボランティアの皆さんが昔遊んだものを見せてあげてほしい」とあいさつ。
はじめに、図書館ボランティア「たまてばこ」の皆さんによる大型の紙芝居が披露され、訪れた子どもたちは身を乗り出して聞き入っていました。
また、会場内にはけん玉やこま、紙風船など昔の遊び道具が並び、竹馬づくりに挑戦する木工遊び、縄ない体験ができるコーナーなど盛りだくさんの体験コーナーが用意され、子どもたちはスタッフから遊び方や作り方を教えてもらいながら、自由に道具を手に取って楽しんでいました。
さらに、近くの米代児童公園では、昨年末から行われているイルミネーションイベント「きらきらフェスティバル」との合同企画「雪だるま仮装コンテスト」が行われ、各グループに分かれ雪像を制作しました。この日は、穏やかな天候に恵まれ、グループごとに「ないりっくん」や「アンパンマン」など思い思いにデザインをした雪像をバケツやシャベルなどを上手に使いながら完成させ、記念写真を撮ったり他のグループが制作した雪像を観賞しながら、この季節ならではの遊びを満喫しました。
この後も、参加者全員での餅つきなどが行われ、出来上がったお餅が振る舞われるなど、参加者は多彩なイベントを体験しながら楽しい一日を過ごしました。