2015年10月19日
コンテンツ番号6995
地域住民が参加して防災意識を高める
東地区防災体験会・研修会が、10月19日(月)に太田のサテライトステーションさかえで行われ、地域住民が参加して防災意識の高揚を図りました。
この研修会は、東地区(摩当、太田、高野尻、あけぼの町、田沢、李岱、大沢)自治会長会(松岡福太郎・代表)が主催したもので、今回が初めての開催。鷹巣東小学校の5・6年生の防災教室も兼ねて行われ、児童や地域住民など約70人が参加しました。
開会にあたり、東地区自治会長会の松岡会長と来賓の津谷市長があいさつを述べ、このあと、秋田県総合防災課の野口祐歌さんの進行で、防災体験学習「なまずの学校」が行われました。
なまずの学校とは、防災を学ぶために開発されたカードゲームで、災害により発生したトラブルの状況が問題として出題され、その問題に対して「なまずカード」と呼ばれる様々なアイテムが書かれたカードの中から、そのトラブルに役立つカードを選びだすゲーム。役立つカードほど、より多くの「ナマーズ紙幣」を入手することができ、その紙幣をより多く集めた人が勝ちとなります。
児童や地域住民が入りまじり、7人程のグループに分かれてゲームを開始。実際に災害に遭遇した時のことを想像しながらカードを選び、そのカードを選んだ理由などをグループ内で発表しながら和やかにゲームを進め、防災についての学ぶとともに、地域住民の交流を深めました。
また、北秋田市消防本部の協力により、地震体験や煙体験も行われ、実際の災害を肌で感じることでその恐ろしさを知り、改めて有事の際に落ち着いて行動できるよう、普段からの防災に対する意識が重要であることを再確認しました。