2015年10月17日
コンテンツ番号7002
2つのイベント同時開催に多くの人
(2015年10月17日)
大綱引き大会2015とキッチンカー&スーパー軽トラ市が、10月17日(土)に合同で開催され、歩行者天国となった鷹巣銀座通り商店街は、秋田北鷹高校の生徒をはじめ、多くの市民でにぎわいました。
大綱引き大会は、旧鷹巣農林高校の生徒会が中心となり「地域の活性化を若者の力で」をスローガンに平成13年から始まったもので、現在は統合校の秋田北鷹高校(佐藤清悦校長、生徒数726人)と、地元商店会、商工会、関係団体などで組織する実行委員会(実行委員長=藤本忠・北会田市商工会長)の主催で行われています。
また、同時開催の「キッチンカー&スーパー軽トラ市」は、生産者の交流と商店街への誘客を目的として平成19年から行われてきた「軽トラ市」が、平成24年から名前を「スーパー軽トラ市」に改めるとともに規模を拡大し、鷹巣銀座通商店街最大のフェスティバルとして開催されています。
大綱引き大会の開会式では、藤本実行委員長と来賓の津谷市長が、それぞれあいさつを述べ、このうち津谷市長は「北鷹高校の皆さんには、日頃から部活動をはじめ様々な活動で北秋田市を元気づけてもらっている。この大綱引き大会では、皆さんと地域の方々の交流を深めながら大いに盛り上げてもらいたい。現在、建設中の市民ふれあいプラザが、来年オープンする。ぜひ活用いただき、地域と一緒になって中心市街地ににぎわいをつくりだしてほしい」などとあいさつ。最後に秋田北鷹高校生徒会長の近藤菜奈さんが「今日のような大会は、地域の方々に支えられて開催することができている。そのことに感謝をしながら、皆で楽しく終われるような綱引き大会にしましょう」などと生徒を代表してあいさつしました。
大綱引き大会には、高校生19チームのほか、商工会・商店会チーム、JA鷹巣町チーム、同校PTAチーム、同校職員チーム、市役所職員チームの計24チームが参加。チームは男女混合の20人で編制し、対戦はトーナメント制で1回戦から準々決勝までは1回勝負の1本先取、準決勝からは2本先取で行われました。息を合わせて綱を引っ張る姿に、生徒や市民からは大きな声援が送られ、白熱した試合に会場は熱気で包まれました。
決勝戦は、JA鷹巣町チームと市役所職員チームが対戦。対戦前には来賓として出席していた津谷市長とJA鷹巣町の斉藤一志組合長が、それぞれ激励の言葉を述べて選手を鼓舞し、選手たちもこれまでにない緊張感ある雰囲気のなかで試合が始まりました。結果は、圧倒的な強さで2本を連取したJA鷹巣町が勝利し、昨年、決勝戦で敗れた雪辱を果たしました。
一方、スーパー軽トラ市会場では、開会にあたり鷹巣中学校生徒たちが「よさこい」を披露して華々しく始まり、軽トラ販売やキッチンカー、フリーマーケット販売など多くのお店が立ち並んだ通りには、大勢の人が詰め掛けました。また、仮面ライダーショ-やふわふわ遊具のコーナーが設けられるなど、様々な催しも用意され、会場の鷹巣銀座通り商店街には、北鷹高校の生徒や市民の大きな声援、買い物を楽しむ市民たちの笑い声が響き渡るにぎやかな1日となりました。