2015年05月16日
コンテンツ番号6308
いろいろな乗り物が集合
秋田内陸線「のりものまつり」が5月16日(土)と17日(日)の2日間の日程で行われ、会場の阿仁合駅周辺は大勢の家族連れでにぎわいました。
今年で4回目となる「のりものまつり」には、バスやパトカー、消防車、電気自動車、除雪車など約20種類の乗り物が展示されたほか、ミニSLやほろ馬車、高所作業車の試乗、内陸線鉄道基地体験などが行われました。
16日のオープニングセレモニーでは、 始めに、のりものまつり実行委員長で秋田内陸縦貫鉄道株式会社の佐々木琢郎社長が「内陸線の乗車促進と阿仁合駅周辺の活性化をねらいに立ち上げたイベントも4回目の開催にたどり着きました。2日間、盛りだくさんのイベントを用意しておりますので、楽しんでください。また、内陸線へのご乗車をお願いします」などとあいさつ。続いて、津谷市長と秋田県北秋田地域振興局の佐藤博局長が歓迎のあいさつを述べました。このうち津谷市長は「開催いただいた実行委員会を始め、ご協力いただきました皆さんに感謝申し上げます。内陸線はたいへん苦労しています。市や県、会社などみんな存続しようと頑張っていますが、なんとしても皆さんの力が必要です。内陸線に乗って、内陸線でこの地域を盛り上げていただくようお願いします」とあいさつしました。この後、高所作業車からバター餅の餅まきを行って、オープンを祝いました。
会場の阿仁合駅前と市役所阿仁庁舎前には、高速バスや路線バス、パトカー、白バイ、救急車、消防車、電気自動車、ゴンドラ、スノーモービル、林業作業車が並び、子どもたちが、お目当ての乗り物を回っては、座席で乗り心地を確かめたり、運転手気分に浸ったり、消防服などの制服を着せてもらいながら写真を撮ったりして楽しんでいました。地震体験車や高所作業者には、体験や試乗に列ができる盛況となり、林業作業車によるデモンストレーションでは、巧みに操作して丸太をつかんで切断したり、積み上げたりする技術も披露されました。
阿仁合駅裏側の河川公園では、ミニSLや内陸線をモデルにしたミニ列車、ほろ馬車などの試乗が行われ、子どもたちの人気を集めました。さらに、毎年好評の内陸線鉄道基地体験では、参加者が約30トンの車両を押して動かしたり、路線の保守点検に使う軌道バイクに試乗したり、運転席に座ってドアの開閉スイッチを押して運転手体験などを楽しむ光景が広がりました。
阿仁合駅前と河川公園には飲食・物販コーナーとして出店が並んだほか、県内各地の「ゆるキャラ」が集まりイベントに花を添えました。