2015年02月28日
コンテンツ番号6106
読書を通じて豊かな心と夢を育む
平成26年度北秋田市読書感想文・読書感想画コンクールの表彰式が、2月28日(土)に合川農村環境改善センターで行われ、特選・入選・佳作に輝いた方々を表彰しました。
読書感想文コンクールは、読書を通じて豊かな人間性を育むことを目的に昭和40年度から旧鷹巣町で行われており、4町が合併してからも継続され今年度で50回目を数えます。今年度の読書感想文コンクールには小学校、中学校、一般から昨年度より45点多い210点の応募があり、特選5点、入選16点、佳作30点が選ばれました。
また、読書感想画コンクールも旧鷹巣町で平成9年から行われており、今年度で18回目を数えます。感想画コンクールへは、幼稚園・保育園、小学校から昨年度より58点も多い573点も応募があり、特選6点、入選18点、佳作29点が選ばれました。
表彰式では、はじめに津谷憲司教育次長が、「市では心豊かな夢を育む子どもの図書活動の推進を目標に掲げ、子ども読書活動推進計画を実施している。読書の後に振り返って文にしたり絵にしてみたりすることで、表現力が自然に身に付くと思う。若い頃から自主的な読書の習慣を身につけることは、皆さんの人生を充実したものにしてくれると思うので、皆さんが読書を通じて豊かな心と夢を育み、充実した毎日を過ごされることを期待する」などと主催を代表してあいさつ。
続いて、審査員の講評が行われ、感想文部門では佐藤洋子審査員長(合川北小学校校長)が、小学校と中学校のよかったところと今後のために気をつけることなどをアドバイス。このうち中学生に向けては「読書を楽しみ、本の内容と自分を重ね合わせて、自分自身を振り返っている作品が多く見受けられた。本から学び得たことを素直に表現していた」などと講評。最後は「これからもたくさん本を読んで、思考力・表現力を増してほしい」と期待を込めました。
また感想画部門では、嘉藤貴子審査委員長(合川中学校教頭)が「本を読んだ楽しさや、一生懸命描いたというのが作品からよく伝わり、本を読んでみたいという気持ちにさせる作品ばかりであった。これからもたくさんの方に本を読む楽しさ、絵を描く喜びを味わってほしいと思う」などと講評し、特選に選ばれた6作品を紹介しました。
続いて、感想文コンクール小学校の部で特選に輝いた鷹巣小学校3年の桜庭春希さんと合川北小学校6年の近藤真凛さんが受賞作品を朗読し、読書で得た感動をしっかりした声で会場の皆さんに伝え、会場は大きな拍手に包まれました。
この後、幼稚園・保育園及び小学校1・2年生を対象とした読書感想画、小学校3年生から一般までを対象とした読書感想文のそれぞれの部門ごとに入賞者がステージに上がり、津谷教育次長から表彰状を受け取りました。
最後に、読み聞かせボランティア「にじいろパレット」の皆さんによる大型絵本・人形劇が行われました。