2015年01月04日
コンテンツ番号6094
団員としての誇りと使命感を胸に颯爽と行進
平成27年北秋田市消防出初式が、1月4日(日)に北秋田市文化会館で行われ、消防団員552人が参加し、今年一年の無火災と無災害を願うとともに、消防団員としての決意を新たにしました。
この日は、午前9時に市役所前を出発した団員らが、式典会場の北秋田市文化会館まで分列行進をしました。沿道の住民に堂々とした歩みを披露しながら地域防災を担う心意気を示し、北都銀行鷹巣支店前では津谷永光市長、金田咲美消防団長、高橋進消防長の観閲を受けました。
式典では、はじめに津谷市長が「消防団員の皆さんには、日頃より地域防災の要として地域住民の生命と財産を守るため、献身的な活動をされていることに感謝申し上げる。近年、全国各地で災害が多様化する中で、皆さんを始めとする防災関係者の役割は、ますます重要となってきており、地域の防災リーダーとして市民の大きな期待のなか、様々なニーズに適切に応えていくためにも防災意識の慣用と消防機材の精通等、日々の自己練磨を継続され、災害時の様々な困難に際し、最大限の活躍を願っている。本年が災害や火災等もなく、市民の皆さんが平穏な毎日を過ごせる一年となること、消防団員の皆さんのご健勝ご活躍を心からご祈念申し上げる」などと式辞を述べました。
続いて、金田団長は「昨年、北秋田市婦人消防隊が消防団に移行し、消防団員が大幅に増員したことから総務大臣から感謝状が贈呈されたが、近年は消防団員の減少や高齢化が憂慮されており、これまで以上に消防団員の結集した力が求められている。猛暑、集中豪雨、豪雪、地震や火山など、ありとあらゆる自然災害が、全国各地に甚大な被害をもたらしており、このような災害に対応すべく我々は、非常勤特別職の地方公務員であることを再認識し、消防団員として誇りと使命感を持って市民の信頼と期待に応えれるよう、一層のご尽力をお願いする」などと訓示しました。
この後、秋田県消防協会大館北秋田支部表彰防火作文の表彰や、秋田県知事表彰、秋田県消防協会表彰、秋田県消防協会大館北秋田支部表彰などの消防団員表彰状授与及び伝達が行われたほか、最後は団員一丸となって市民の安全安心を守ることを誓い、元北秋田市消防団長の中村信一さんの万歳三唱で式典を閉じました。