2014年07月27日
コンテンツ番号7329
県大会出場目指し消防操作法を競い合う
平成26年度秋田県消防協会大館北秋田支部(成田十喜男支部長)の消防訓練大会が7月27日(日)、合川公民館前の合川市民健康広場で開かれ、各地区から選抜された消防団員が日頃の訓練成果を競い合いました。
大会は、消防団の消防技術向上と式の高揚を図るとともに、地域における消防活動の充実と強化を図ることを目的に、毎年各地区を持ち回りに開催されています。大会に参加したのは、北秋田市、大館市、上小阿仁村の各地区から選抜された18分団350人の消防団員。
開会式では、はじめに成田支部長が「消防は、多様化するあらゆる災害から住民の財産を守るために日々実践的な訓練をし、その最前線に立って地域の安全と安心を守らなければならない。消防隊員であるという自覚と誇りを持って、地域住民の大きな期待に応えられるよう切に願います。本日の大会では、これまで訓練された成果を十二分に発揮し、すばらしい訓練が展開されることを期待します」などと主催者あいさつ。
つづいて、開催地を代表して津谷市長が「生命や財産をあらゆる災害から守るため、日夜行われている訓練に心から敬意と感謝を申し上げます。また、長期に渡る団員の厳しい訓練を支えていただいている家族の皆さんにも、この場を借りて感謝を申し上げます。色々な有事に備えるためにも、この訓練が必要でありますし、大会でこれまでの訓練の成果を発揮し、県大会への出場を目指して頑張っていただきたい」などと激励のあいさつ。
訓練は消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練の部、自動車ポンプ操法の部、小型ポンプ操法の部の3部門で行われました。各部門には、各地区から選抜された6分団、計18分団が出場し、審査員や他チームの団員が見守る中、雨交りの強風が吹き荒れる悪天候にも負けず迅速かつ的確に手順をこなし、これまでの練習の成果を披露していました。
この大会の結果、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部で優勝した分団は、9月4日(木)に由利本荘市の県消防学校で行われる、第51回秋田県消防操法大会に出場します。
大会結果
規律訓練の部
1位 163.5点 阿仁第4分団
2位 146.5点 大館第19・20・21分団
3位 137.0点 大館第10・16分団
ポンプ車操法の部
1位 170.5点 比内第1分団
2位 139.0点 田代第1分団
3位 124.5点 大館第4分団
小型ポンプ操法の部
1位 78.0点 田代第4分団
2位 69.5点 大館第18分団
3位 64.0点 上小阿仁第3分団
総合
1位 大館市消防団(西地区隊)
2位 大館市消防団(南地区隊)
3位 大館市消防団(北地区隊)