2009年05月29日
コンテンツ番号6881
合川ことぶき大学入学式
(2009.5.29)
高齢者の生涯学習講座「合川ことぶき大学」(関源一学長)の入学式が5月29日(金)、合川農村環境改善センターで開かれ、大学生たちの学習活動がスタートしました。
北秋田市では、各地区で「高鷹大学」「森吉大学」「阿仁生き活き大学」などの名称で高齢者を対象とした通年の生涯学習講座が設けられ、多くの市民が趣味や世代間交流、研修旅行、健康講座などで学び活動しています。
合川ことぶき大学は、昭和52年に大学が創立。生涯学習の観点から、学ぶことの喜びを通し生きがいを見い出し、新しい時代に対応でき、親しまれる人生を送るため学びあう場として市教育委員会が開設しているもので、今期(1期=2年)は80人の学生らが、多くの講座やクラブで学んでいます。
修業年限は2年で卒業。4年で学士号、6年で博士号、8年で大司号、10年で博士大号、12年で名誉博大号などと、意欲をもって学ぶため独自の号級をを定めています。
また、今年の学習計画として花いっぱい運動(6月)、社会学習・自然観察(7月)、移動研修(9月)、健康づくり(10月)、学習会(12月)、趣味講座(1月)、閉講式(3月)など多彩な学習内容が計画されています。
入学式で関学長は「本大学は『健康で学び続ける喜びの発見と仲間づくり』というモットーを掲げている。ここで学習したことを、それぞれの地域で活かし、学習の輪を大きくしてもらいたい。例年、保育園の子どもたちとお茶会を通して交流しているが、今年は、中学生とも交流したいと思っている。若者とも楽しく学び、交流を深めてほしい」などと式辞。
また、堀部聡生涯学習課長は「北秋田市で高齢者大学に参加している学生は560名。大きく、大切な学習集団となっている。これまで培ってきた知識や経験を活かし、生涯にわたる生きがいになる学習活動を通じて、より良いまちづくりにご支援いただきたい」などとあいさつしました。
このあと、学生を代表して、斉藤理喜郎さん(下杉)が「地域の行事に参画しながら学びの成果を伝えることを目標とし、学び続ける喜びの発見と仲間づくりに努めることを誓います」などと入学にあたり誓いのことばを述べました。
入学式終了後、佐藤孝(こう)さん(秋田看護福祉大学看護福祉学部看護学科専任教員)が「人生これから・愉快に元気に再発見」と題して講話をしました。