2011年04月20日
コンテンツ番号3841
第5.6グループが無事業務を終え報告
(2011.4.20)
被災地支援のため岩手県山田町に派遣された第5、6グループの職員が4月20日(水)、無事業務を終え、市長に活動状況等を報告しました。
北秋田市では、東北地方太平洋沖地震の被災地を支援するため県の要請を受け職員を派遣しています。
このうち一般職では、避難所の運営などを支援するため、岩手県山田町に2人を派遣しています。派遣予定は3月31日から4月30日まで、3泊4日のローテーションで10班編成により20人を派遣します。
北秋田市の職員は、岩手県山田町の避難所となっている豊間根保育園での業務となります。豊間根保育園では、50人ほどが避難しており、ライフラインは復旧しています。支援業務としては支援物資の運搬・整理と食事の手伝いなどです。また、避難所では保育業務も再開されているので保育補助も行っています。
今回派遣された職員で第5グループの疋田憲匡主任(建設部上下水道課業務班)と長岐隆志主任(財務部財政課管財班)の2人が4月12日から4月15日の日程で、第6グループの高堰光樹主任(市民生活部市民課市民班)と金田宗也主事(市民生活部合川総合窓口センター市民生活班)の2人が4月15日から4月18日の日程でそれぞれ支援を行いました。
報告を受けて、津谷市長は「先発された人たちからも状況を聞いていましたが、現地の方々から、子どもたちのケアなどたいへん助けられていると聞いています。いろんな意味で北秋田市の職員が被災地で手助けができることを誇りに思います。復興には長い時間がかかると思うので、市としても支援に対し長期的なスパンで取り組んで行かなければならない。これからも市の職員として市民のために今回の経験を生かして頑張ってもらいたい」などと労をねぎらいました。
職員からは、「現地では暖かくなってきているので、野菜などの保存が問題となってきている。弁当の配食も始まっている。物資もたくさん集まってくるが、仕分けやどのように使うかなどがたいへん」などと現地の様子や「物資は、今は足りているが2,3ヶ月後にボランティアを含め止まってしまったら困る」などと地元の心配を説明しました。
北秋田市ではこれまでに被災地への職員派遣として、3月12日から22日まで岩手県宮古市に緊急消防救助隊として消防吏員を延べ21人、4月5日から4月10日まで岩手県釜石市に保健師1人を派遣しています。また、4月17日から4月21日、5月11日から5月15日まで宮城県登米市に緊急消防援助隊としてそれぞれ7人を派遣する予定です。