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1.22年度予算について
@政権交代により地方交付税の見通しが立てにくい中、新年度の予算編成にどう取り組み、そして重点施策は何かA事業仕分けにより、市の継続・新規事業にどう影響が出るのか
政権が代わり、マスコミ報道等にあるように、二次補正実施の有無、新年度予算の編成方針、税制改正などの細かい部分がまだ見えていない。
また、11月27日まで行われた行政刷新会議の「事業仕分け」が、どのように新年度予算に反映されるものか不透明な中で、子供手当の問題、農家の所得保障の制度設計、補助金の一括交付金化、分権改革のゆくえなど不透明な部分も数多くあり、市の行政運営にどのような影響があるものか、掴みかねている。
平成22年度の当初予算編成作業は、財務部で各部局のヒアリングを行っており、現在、50%程度の進捗状況。今後、各事業の精査を行い、1月中旬までには予算編成を終える予定で作業を進めている。一般会計総額で平成21年度当初予算と同程度の200億円ほどを想定している。
地方交付税の見込みについては、国、県からの情報を注視しているが、政府の方針がいまだに示されていない状況では交付額を見積もるにも慎重にならざるを得なく、新年度予算の編成段階では、21年度当初予算計上額とほぼ同程度の99億円ほどを見込んでいる。
重点施策については、政府の方針が不透明であり、現時点では具体的な事業を決められない。財源の確保が確実な事業を優先的に措置するといった基本方針に基づき、施政方針で示している方針と擦り合わせながら、実施してまいりたい。
また、事業仕分けによる影響については、政府の最終的な方針を踏まえて対応すべきものと考えている。
2.農業振興について
@米個別所得保障政策をどうとらえているか。
政権交代に伴い導入される「戸別所得補償制度」は、食料自給率目標を前提に策定された「生産数量目標」に即した生産を行った販売農家を対象に、生産費、販売額(全国平均)との差額を補てんする制度となっており、兼業農家等の小規模な農家も対象になっているので、これまで意欲をもって営農を行っていた担い手農家にとっては、逆効果の面もあるのではないかと感じている。
また、平成23年度から実施を予定していた「戸別所得補償制度」は、米を対象にモデル事業として1年前倒し、22年度に実施される予定。 しかしながら、米を対象としていたものが麦、大豆等の米以外の作物も含むとの報道もあるので、不透明な国の方針が早期に示されることを待ちたいと考えている。
A転作作物(ソバ、大豆、飼料米、米粉用稲)等は何を重点作付けとして指導するのか。
重点作物は水田農業推進協議会が策定する地域水田農業ビジョンで定めた産地作り交付金の対象となる作物から地域特性にあった品目を選定し、団地化栽培や機械化を図るなどして産地化を進めてきた。
しかしながら、今回の制度改正により、産地づくり交付金を含んだ各種助成制度が「水田利活用自給力向上事業」に一本化されることから、これまで市内の協議会で定めていた重点作物の大豆以外の作物については一律1万円となるが、不透明な部分が多々あることから、制度が導入されてもこれまでの経緯を踏まえ、栽培農家が今後も産地維持のために作付けできるよう、関係するJAと協議し、進めてまいりたい。
3.水害対策について
@市道大野尻蟹沢線と前山駅前停車場線が増水のたびに冠水し、蟹沢集落は孤立し通行止めになる。また、前山駅が利用できない状況、これについての対策についての考え方は。
蟹沢集落の通行止めにいては、緊急時に県道あきた北空港西線に乗り入れができないものか、議員のご提案も踏まえ、関係機関と協議を進めたいと考えている。
A圃場整備した鷹巣、前山、坊沢の水田が19年、21年冠水し稲作、特に転作大豆の被害が多く発生した。これに対する取り組みについては。また、市道坊沢大向線、鷹巣前山線の一部も冠水のため交通止めになる。これについての対応策は。
冠水被害は米代川が増水した際、逆流を防ぐために水門を閉鎖することにより内水被害が発生するものと思われる。
市では、これまでも米代川水系の河川整備については、当市をはじめ能代、大館、藤里、上小阿仁で組織する米代川治水期成同盟会において、国土交通省河川局・同省東北地方整備局・県に対し、米代川水系の要望箇所の早期改修、米代川水系治水工事促進などの要望を積極的に行っている。
また、県選出の衆参両院の国会議員や、関係官庁に河川事情を訴え、早期実施の働きかけを行っており、今後も対策に力を入れていきたい。
4.鷹巣地区商店街活性化について
@駅前、銀座通りの商店は閉店に追い込まれ、シャッター通りになってきている。4月に中央病院が閉院するその影響についてどう考えているのか。また、活性化させるための行政施策は何を実施するのか。
現在の商店街は、各商店の閉店が近年特に目立ってきているのが現状で大変憂慮している。 しかし一部には、北秋田名物(株)や新しい店舗、また、郊外型の量販店に対抗し、地元商店街への熱い想いでリニューアルオープンした電気店もあり、自らも努力して空洞化の改善に努めていることについて、高く評価したい。
市民の皆さんには、ぜひ頑張っている地元商店街をご利用していただきたい。 また、北秋中央病院の跡地利用については、これまでも様々なご意見をいただいているので、それらも含め、実現可能なものを商店街や商工団体と協議をしながら進めたい。
展望としては、行政主体の運営や箱モノは想定していないが、商店街の活気や誘客の向上に繋がるものを民間主導で行うことができないかと考えている。
例えば、定期市日、特定日設定の市日と軽トラ市、屋台村(商店の商品・農産物・美味しい食材)、商店街の特産市などが挙げられる。
5.高校生の就職状況について
@厳しい経済情勢の中で高校生の就職活動は大変であると報道されているが、管内4校の県内、外を含め現状はどうなっているのか。また、それへの対応策は。
厚生労働省の9月末発表の高校生の就職内定状況によると、就業内定率は全国平均で37.6%にとどまり、前年同期を13.4ポイントも下回っている。下落幅は昭和63年度の卒業生を対象とした調査開始以来過去最大となっている。
また、県全体では、10月末現在の来春卒業予定における県内希望の高校生1344人のうち、内定していているのは約半数の644人と大変厳しい状況となっている。
〈県立3校の内定率(11月25日現在)〉
▽鷹巣高校=県内希望者4名のうち内定が3名、県外希望者15名のうち内定が13名、合計で19名のうち16名が内定し内定率は84%
▽鷹巣農林高校=県内希望者36名のうち内定が26名、県外希望者13名のうち内定が8名、合計で49名のうち34名が内定し内定率は69%
▽米内沢高校=県内希望者15名のうち内定が13名、県外希望者10名のうち内定が10名、合計で25名のうち23名が内定しており内定率は92%で、県立3校の全体では内定率は74%
▽合川高校=県内希望者24名のうち内定が13名、県外希望者9名のうち内定が7名、合計で33名のうち20名が内定。、61%の内定率。このうち介護福祉科の状況は、希望者8名のうち内定が6名、県外希望者3名のうち内定が3名、合計で11名のうち9名が内定し、82%の内定率となっている。
県内就職はかなり厳しい状況にあり、各学校とも幅広く企業にあたっているが、雇用数を控えているところが多いと聞いている。 また、市でも機会を見つけては雇用を促進していただくように働きかけている。
6.カドミ対策について
@22年度産米からカドミウム含有基準が改正される可能性があると報道されている。前年の汚染米、準汚染米の基準がどう見直しされるのか。また、基準を超え発生した場合の対策とその施策については。
これまでは、食品衛生法上で1.00ppm以上を汚染米として県が買い上げ、0.4ppm以上1.00ppm未満については準汚染米として市場流通を防止するため米麦協会が買い上げ焼却処分をしていた。
しかし、今回のコーデックス委員会での世界的に0.4ppm以上を汚染米とする決定を受け、国では食品衛生法上の汚染米を0.4ppm以上とすることで法改正がなされようとしている。法改正されると、汚染米については、生産者責任となり甚大な影響が予想されるため、汚染米発生の経緯を踏まえ、法改正前に関係団体、県等に働きかけ、生産者だけが損失を被らないよう、これまで以上に関係団体と連携し、湛水管理等防止対策の必要性の周知に努めてまいりたい。
7.地域医療について
@市の医療構想は大幅に変更されてきている。これについて市民に具体的説明責任があると思うがどうか。(財政負担を含めて)
平成17年9月に策定した、北秋田市医療整備基本構想については、同年10月に旧4町単位で住民説明会を開催し説明している。その後の計画変更にあたっても、その都度報告してきたところ。
現在の市の基本構想については、当初より大きく変わっている情勢を踏まえ、より現実的で実現可能な基本構想に変更しなければならないと、これまでお話ししてきたところ。
ご指摘のとおり、県の当医療圏の再生計画案が発表されたので、この計画と整合性を図りながら、市の基本構想を見直し、市民に充分説明したい。
A4月市民病院開院に向けトラブルなど発生しない万全の体制を厚生連とどう協議し、取り組んでいるか
10月1日に、厚生連と基本協定を締結した後、4月の開院に向け、項目毎に協議を行っている。項目としては、医療機器等オーダリングシステムを含めた機器の搬入計画や、来年度の事業計画書の提出時期、或いは医師確保の対策などについて、話し合っている。その後、厚生連からは、4月開院に向けた具体的な医療機器の計画書も提出されている。
現在の進捗状況は、オーダリングシステムについては、11月までにネットワーク設計を終了しており、今後12月中にネットワーク機器及びシステム機器の発注を行い、1月には各部門とのシステム連携を行う予定となっている。
今後も厚生連とは連携を密にして、開院時に万全な状態でオープンできるよう努めたい。
B県の「地域医療再生計画」の財源である基金が5億円削減されたことに伴う、市の構想への影響について
県の地域医療再生計画は、現在の北秋田医療圏が医療提供機能の維持も難しい状況であり、この医療圏をどうしたら再生できるかという視点にたって作成されたものと認識している。
市の基本構想を見直しすることにしていることから、その策定過程で地域医療再生計画の支援策も取り入れ、県とも充分協議し、調整を図りながら策定してまいりたい。
現時点では、地域医療再生基金が、新たな支援に対する助成であることからも、5億円の減額が、市の構想に与える影響はないとものと考える。
C米内沢総合病院を守るための、5千人を超える署名が提出されているが、これについての考え方と、県の再生計画と市の構想の今後の方向性は
米内沢総合病院の存続に関する5千人を超える署名に対しては、地域住民の存続の気持ちが表れているものとして、真摯に受け止めている。
北秋田市全域の医療体制や市の財政も含め総合的に判断した場合、現在の米内沢総合病院については、規模を縮小しても医療機能は存在させたい。
また、県の計画は、現在の医療体制を好転させるための計画であると考えている。市の基本構想については、現在の医療情勢など現況を踏まえ、現実的で持続可能な医療体制の構築を目指すべく、見直していかなければならないものと考えている。
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