| 1.市立病院の建設と運営について
@指定管理条例の認識について、第3条による応募条件について 地方自治法第244条の2の規定により、公の施設に係る指定管理者の指定の手続き等に関し必要な事項を定めたものであり、第3条ついては、指定管理者の指定を受けようとする団体が提出するべき書類について規定しているものと認識している。
A医師は12月まで21名から23名を確保したことになっているが、現在15名はどんな理由か。 平成20年12月議会の答弁は、常勤換算の医師数を述べたもので、常勤換算の医師数については毎月変動があり、常勤嘱託医1名の退職と非常勤医師の退職等により、平成21年4月末現在の医師数は常勤15名、非常勤4.1名で常勤換算では19.1名になっている。
B減価償却相当額と支払利息の半額はどれくらいか。 現段階で、医療機器の購入あるいは起債の借入が済んでおらず確定ではないが、見込みでは、減価償却相当額として63億8414万円、支払い利息の二分の一として9億5862万円となっている。
C計画書では赤字にならない予定であったが、何故赤字になるのか。 近年の診療報酬の改定や医師不足により医師の確保が困難となり、計画書どおり実施できないため。
D当初計画では三次救急病院が、なぜ二次(Bランク)になったのか。 当初計画では354床中救急専用病床が7床でAランクであったものが、320床に変更したことにより救急専用病床が4床となり、Aランク評点数に1点不足したため、Bランクとなった。
E外来患者数が当初450人であったが、計画では780人となり、それが更に503人になった理由は何故か。
当初、設定した外来者数450人は、地域医療支援病院として診療報酬上のメリットがあったため、入院患者数の1.5倍以内という範囲で設定したもの。その後、診療報酬上のメリットがなくなったため780人に変更した。更に、開院時の外来予定者を503人としたのは、現医療体制で診療できる、見込みの人数として公表したものであり、医療整備基本計画上はあくまで外来者780人となっている。
F当初計画では21科、31人の医師で経営する予定であったが、指定管理を受ける厚生連はどう対応するのか。 G医師の配置標準21人となれば、当初計画とまったく違うが、昨年の9月議会で承認した条件はどうなるのか。 FG厚生連では、指定管理申請書を提出した時には医師確保に向け尽力中であり、どのくらい確保できるか不透明な状況下で申請をしたもの。このような事情を考慮し、議会からは、総合的な判断の基、指定管理者としてご承認をいただいたと認識している。また、計画では21科、医師31名としていたが、市民病院開院が3か月後となった現在でも医師の確保がままならず、開院当初は医療内容を縮小せざるを得ない状況となっている。厚生連はもとより市も県と協力して引き続き医師確保に取り組みたい。
H交付税は、実質どれくらいくるのか。一般交付税も厚生連に支払うのか。 現在想定される特別交付税額は平成22年度4457万6千円を見込んでおり、算入される特別交付税額は政策的医療交付金として指定管理者に交付することになる。一方、普通交付税の算定については元利償還金割は平成21年度3037万2千円、病床数割の59万円は平成23年度から算入される。また、指定管理料の不足分は一般財源からの持ち出しになる。
I自治体の運営は予算主義であると思うが、現在の進め方は発生主義の状態である。これで議会の権威が守られるのか。 議会全員協議会などにおいて、全体事業費、建設規模、建設スケジュール、政策的医療等の内容について基本構想に基づき説明してきた。特に、建設事業費に関しては、病院事業会計予算で継続費の設定及び年度予算、また、事業の進捗に伴い、概算事業費に変更が発生した場合も、議会全員協議会などに報告し、予算の議決を経て進めてきた。今後も、議会と当局は車の両輪との考えに立ち、情報の共有に努め、より良い方向に進めたい。
J病院経営で赤字になった場合、市長は当選後支払わないと発言しているが、それは守るか。 市長就任以前、新病院の状況は、新聞、広報、議会だよりなどを通じてしか知ることができなかった。内容を詳細に把握する前の情報をもとに、厚生連に対する心構えを述べたもの。全国的に病院経営が医師不足により厳しい運営状況にあることも承知しているが、厚生連が市民病院の運営に対する赤字負担を市に求めるような安易な考え方に対しては疑問を持っている。しかし、経営改善をしたうえでも赤字が続くようであれば、市民の生命と健康を守るため公費負担はやむを得ないと考える。
K平成23年度に医師が3名増の場合と書いた収支計画書があるが、場合でないこともあるのか。 L損益計算書赤字は最高か最低か。 KL平成23年度に医師3名を確保し、1病棟稼働する計画であり、常によりよい医療体制を市民に提供させるため、この計画を実現すべく厚生連、市および県の三者が一体となり努力していく。なお、損益計算書はあくまでも試算であって確定したものではない。 M平成14年、15年、16年の阿仁、米内沢、北秋中央病院の収入が合計で60億円であったが、平成21年はどうなるか。 平成21年度の3病院の予算を合算すると、事業収益で56億6744万円、医業収益で40億9380万円となる。
N阿仁病院を診療所にすれば、入院を19人にできると提案したが、医師を確保して病院にすると答えていたが、診療所にして入院患者を受けない理由は何故か。 医師不足が深刻化する当地域において、入院患者を受け入れることにより、医師へ過度の負担が発生し、それが医師離れに繋がることも懸念されることや経営などを総合的に判断し、無床化としたもの。
O病院に対する財政負担によって市の財政の見通しは。 市民の生命と健康を守ることを第一に考えた対策を図る一方、指定管理料の負担によって市の財政は厳しい運営が予想される。
P厚生連からの11項目の要請はどうなったか。 現在、協議中の項目は、設備についての補助と跡地の購入。 |