| 1.市の財政状況について
(1)決算特別委員会の付帯意見書についてどの様な検討がなされたか。 @継続認定第1号の1から6までについて <1>基幹産業である農林業については、なお一層充実した施策の展開を図ること。 集落営農の組織化が進む中で、農業収入の増収を目的とした、1圃場2収穫作目を土地利用型新規作目の試験的栽培を実施するための市単独支援事業を行い、関係機関と連携し農林業の進行を図る。2ヶ月に1回行っている農政懇談会も引き続き実施したい。林業関係については、林業施業の実施に向けた調査、地域活動を支援する「森林整備地域活動支援交付金事業」、民有林整備に要する経費についての嵩上げ補助を行う「市単独民有林整備事業」を推進する。
A年々増加する市税及び各種使用料等の未収金確保については、より一層の強化を図ること。 B公有財産については、借地の解消と普通財産における遊休地の売却を促進すること。 (AB質問省略)
C学校給食等については、食への安全・安心の確保から地元農産物の販売促進も含め、より
一層地産地消を推進すること。 地場産農産物の使用割合を高めるべく、産業部・農協・学校給食で構成する地産地消検討会で検討した結果、地元産米が各地区給食センターへ供給されることになった。今後検討会では、米以外の地場産農産物の使用拡大と地産地消の推進に努める。
D各種補助金については、全般的な見直しを図ること。 補助金については、厳しい財政事情から20年度予算編成の段階で、10%程度削減の見直しをした。21年度についても、県の補助金が廃止・縮小されている部門があり、それに伴い組織や団体の事業計画など議論が深まっていない場合は、再検討してもらうということで予算計上を見送りしているものがある。集中改革プランや行財政改革の推進における経費節減などの観点から、補助金については今後も継続的に見直しを行うことが大切と考える。
E厳しい財政運営であるため、危機管理意識を持って職員研修並びに人材育成に努めること。 平成21年度予算に研修旅費(予定31人分)を計上し、能力開発と人材育成を図るための職員研修や派遣研修の充実に努める
<2>継続認定第21号について
(2)平成21年度からの実質公債費比率が18%を超える年度は何年で最高になると予測される年度とその率はいくらか。 平成19年度決算では、17.9%。地方自治体の公債費の縮減の努力に、国も支援しようということで設けられた「公的資金補償金免除繰上償還」計画によると、今年度は18.3%、その後も漸増し、23年度が19.3%でピークを迎える見込み。
2.市民病院について (1)北秋中央病院の跡地はどんな取扱になる予定で進められているか。 庁内の関係各課で跡地の利活用について検討会議を開催しているが、今後も引き続き話し合いを進め、有効活用について検討する。
(2)市民病院の平成22年度の総収入の予定額と、建設費等関係費用は39年間の元利合計で総額 幾らになる予定か。 事業債の元利償還額は74億円、入院・外来収入は44億円を見込んでいる。
(3)08年11月5日に開催された議会全員協議会における、指定管理者となる厚生連中央会会長の要請を市長はどの様に受け止め、どの様にされる考えか。 厚生連の経営状況が極めて厳しい状況下にあると認識している。財政支援も求められているが指定管理の枠内で配慮したい。
(4)市と指定管理者との間で、取り交わされた文書を明らかにし、それらの約束事の法律や条例などの法的根拠を示されたい。例えば秋厚企発第92号平成19年3月5日付けの文書「第6回北秋田市民病院(仮称)建設委員会協議事項の確認について」を明らかにし、その内容についてこれまでの市の対応を含めた見解と、今後の対応をどうされ様と考えているか示されたい。又、平成17年9月に作成された「指定管理制度の基本方針」の「指定管理者納付金」の「施設の減価償却費等を超える大幅な収益が見込める事業云々」とあるが、これらの整合性についてはどうか。 指定管理の負担金としては、従来の方針どおり減価償却費相当額と企業債元利償還金利息の1/2に変わりない。指定管理者への交付金も特別交付税で財源措置される精神、小児療育等です。
(5)病院本体の建設に当たって実施設計から変化した部分について明らかにされたい。例えば放射線関係の医療機器を使用する場所は、これまで説明してきた高度の医療機器を使用する場所であれば、コンクリートの壁の厚さが約1メートル位は必要と考えるがどうか。 リニアック、トモセラピーなどの放射線機器であればシールド工事(1mの壁)を要するが、今のところ導入計画はないのでそのような施工は行っていない。
(6)基本構想は元より実施計画も含めて当初計画からは大幅に変更されて、厚生連の北秋中央病院が移転される状態と、ほとんど変わらないと考えられるが、これらの現実についてどんな見解をもっているか。平成20年度も1ヶ月で終わりますが本年度内に未解決事項は何で、それらについてどうされる考えか。10月の開業に向って現状をどの様に考え、将来の病院運営についてどの様に考えているか。
国、県、関係機関との協議、意見調整等により基本構想から数値が変更しているが、他の医療圏に流出している患者をくい止めたいという考えに変わりはない。課題は医師の確保に尽きる。特に精神科の医師についてはなんとか目途をつけたい。初期的な一次医療は開業医にお願いし、それを超えた検査、治療を市民病院で行うというのが理想である。
(7)市長が市長退任後の役割について新聞報道で述べられている事は、どんな根拠に基づいて述べ
られたものなのか。 地域の医療を良くするために何らかの形でお力添えができれば、これからも協力していきたい。
3.若者の雇用対策について (1)何に重点を置いて実行したことは何で、どんな成果があったか。企業誘致に対する見解は如何に。 新卒者に関しては、毎年、大館公共職業安定所主催の高等学校職業指導連絡協議会を通じ各機関と連携を図り、市内各校から内定状況を確認するなど情報交換に努めている。企業が立地して3年以内に新規雇用した場合、新卒者採用に20万円、新卒者以外には10万円を雇用奨励金として交付している。また、市内高校の就職希望者の状況は、就職希望者が150人で内定者が140人。内県外希望が82人で80人が内定、県内希望が50人で46人が内定、市内希望が18人で14人が内定している状況。企業誘致については、現在の経済情勢では新規進出は非常に厳しいものがあり、市としては立地済み企業への訪問活動や、県、各団体主催の各種懇談会を通じて各企業と情報交換し、特に雇用維持に向けたフォローアップに努めている。
4.定額給付金とセーフティネットについて (1)定額給付金についての見解と、市長の対応と市の今後の計画並びに見通しは如何に。企業の倒産やリストラ等によって離職者や生活困窮者等に対する市のセーフティネットはどんな役割を果たし、それらの役割が市民に活用され、マスコミ等で報道されている様な問題は無いと理解して良いか。 2月10日、総務課内に「定額給付金準備室」を設置し、現在、給付対象者のリスト作成及び関係機関との打ち合わせを行うなどの作業を進めており、本会議にも事務的経費の一部を専決予算として上程している。今後も申請に関わる準備を進め、4月中旬頃から申請受付を開始できるようにしたいと考えている。昨今の経済情勢で生活保護の相談は微増傾向にあるが、申請件数は今のところ増加はしていない。実情に応じて失業給付金等が支給されていると思う。離職により国民健康保険、国民年金加入等の手続きに来庁した市民に対しては諸制度の説明を行い、必要に応じ生活保護相談に誘導するなどの対応をしている。
5.合併についての総括はどうか (1)合併から4年経過しましたが、市の現状をどの様に総括されますか。市長として行政の面からと、行政報告等を通じて市民の声等を聞いて把握された結果等から、合併によって良くなったと考えられる点は何で、悪くなったのではないかと考えられる点は何か。 良くなった点は、合併特例債などの有効な特定財源を活用した都市基盤の整備が図られた/地域資源や観光資源等のネットワーク化によるイメージアップ、特に内陸線のPR等/地域一体での内陸線存続運動/生涯学習、イベント、各種大会開催による地域間交流の機会が増加/窓口サービスの充実(住民票、印鑑証明、税証明書等を4地区で交付できる)/介護慰労金の交付など制度が平準化されたことなど
。一方、合併協で「住民負担は低い方に、サービスは高い方に合わせる」との取り決めに、市の財政面から必ずしもそうすることができなかった点はマイナス面だろう。 |