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広域カントリーエレベーターが起工
〜 完工は今秋9月 〜

 北秋田広域カントリーエレベーター起工式で鍬入れを行う利用組合の土濃塚謙一郎代表理事(写真上:右)と佐藤登JAあきた北央代表組合長理事(同中央)。玉ぐし奉てんをする岸部市長(写真下)

 農事組合法人北秋田広域カントリーエレベーター利用組合(土濃塚謙一郎代表理事)が米内沢字大沢地内に建設するカントリーエレベーターの起工式が4月14日(月)、建設地で行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。

 カントリーエレベーターは、穀物の乾燥、調製、貯蔵の三種の役割を担う貯蔵施設の一種。米の場合は、もみを貯蔵する巨大なサイロと搬入用エレベーター、調製施設などからなります。北秋田では、JAあきた北央(佐藤登代表理事組合長)が合川・川井地内に施設を保有し、昭和46年から稼動を続けて来ましたが、老朽化のため生産者や実需者の付託に応えられない状況でした。このため、平成21年度新たに建設することが検討されていました。

 こうした中、昨年9月17日の豪雨災害によって施設が使用できなくなり、カントリーエレベーターの新規建設が急務となったことから、11月1日、同法人を設立、国庫事業(平成19・20年度農山村活性化プロジェクト支援事業)により建設することになったものです。

 起工式が行われた建設地(米内沢字大沢岱202番地1)

 建設場所は北欧の杜公園の北側に位置する米内沢字大沢岱地内。造成工事は19年度末で終了しており、敷地面積は2万1462u。旧施設ではもみの貯蔵量は2000トンでしたが、その1・5倍となる3000トンの貯蔵能力があるカントリーエレベーター1基が新築され、1日246トンの処理ができる乾燥機ほか、もみすり調整機、軽量出荷機、精米機などを備えます。2カ年の事業費の総額は10億387万3千円、うち補助金が2分の1となる5億193万6千円となっています。

 午前11時から始まった式典には、建設現場に仮設されたテントに工事関係者、利用組合、JA、行政関係者など約60人が参列。神事では、全農東北広域施設事業所の山崎博久所長、利用組合土濃塚代表、佐藤登あきた北央代表組合長理事の鍬入れの後、土濃塚代表、藤田了次北秋田地域振興局長、岸部市長らが玉ぐしを奉てんし工事の無事を祈りました。

 この後、土濃塚代表が、「建設にあたっては難題もあったが国や県、市をはじめ多くの関係者の協力でここまでこぎつけることができた。完成後は、基幹産業である地域の農業の活性化につなげられるよう努めたい」とあいさつしました。

 工期は4月10日から9月16日。今秋収穫される平成20年産米より稼動予定で、施設完成により安定品質での出荷が可能になることから、売れる米作り、地域水田農業の振興につながるものと期待されています。  

 (2008.4.14)


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