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北秋田産特選食材の共同購入で新たな食ビジネスを展開

〜「北秋田特選食材共同購入会」が発足〜

 北秋田産の特選食材を共同購入し、新たな食ビジネスを展開しようと設立された「北秋田特選食材共同購入会(23日、市中央公民館で)

 市の特産品開発などを目的に、食材の協同購入を図る「北秋田特選食材共同購入会」の設立総会が23日、市中央公民館で開かれ、会長ほか役員体制や事業計画などを決めました。北秋田市と上小阿仁村の飲食店、宿泊施設などが加入する北秋田食品衛生協会(中嶋隆史会長)が発起人。総会の設立趣旨には53事業者が賛同し、うち21事業者が出席しました。

 北秋田食品衛生協会では、秋田わか杉国体や全国植樹祭の開催を控え、昨年9月、管内の商工会、JA、市及び北秋田地域振興局などとともに、「北秋田市うめーもん創作協議会(松田正男会長)」を設立し、比内地鶏や山の芋など管内の恵まれた食材を生かした調理メニュー等の開発と、開発後の提供の仕方等について活動を重ねてきました。

 総会でははじめに、設立準備会世話役の中嶋会長が、「この会は、JA北央さんから共通単価で地域産の食材を購入すること、国体や植樹祭に向けてオリジナル弁当や商品を開発すること、効果的な宣伝・販売体制を展開することが目的。この取り組みを通し、新たなビジネスチャンスを広げ、北秋田市を明るい地域にしましょう」などとあいさつ。

 続いて、来賓の北秋田地域振興局・武藤冨士雄局長が、「比内鶏」に使われている「比内」の名称の歴史的沿革を説明しながら、「『比内』はかつて大館北秋田地方全般にわたって使われていた地名。比内鶏も、かつて森吉の一部で飼育されていた『雁鳥(がんどり)』が交配されてできたもので、比内鳥を使ったビジネス展開では“おらほの鳥”としての取り組みになんの遠慮もいらない」と、比内鳥を地元の鶏として活用した特産品開発に期待を寄せました。

 岸部市長のあいさつ、設立趣意書の朗読の後、議長を選出、議事に入りました。初めに役員選任案が審議され、世話役の中嶋隆史さんを会長とする役員体制が決議されました。また、24条からなる規約と3月末を事業年度とする事業計画が承認され、北秋田地域の「食」に携わる事業者共同によるビジネスの展開に向けてスタートしました。

 会では、今月30日にJA北央と購入会との契約調印式を行ない、2月1日から取り引きを開始する予定。また、3月3日から5月上旬まで、キリンビール「一番搾り」のCMで比内地鶏の調理品の映像が「日本三大地鶏食べ比べ編」として日本全国に流れることから、これに合わせ、各事業者が自慢の品をつくる「一店一皿運動」を継続するほか、3月2日の同CMの試写会・試飲会で、購入会として比内地鶏を使った料理を提供する予定です。

 このほか、この日発足した「観光・通販商品研究会」「弁当研究会」の活動を始めるとともに、2月22日には観光・通販商品の開発をねらいとした研修会、3月下旬には国体弁当の競演会を開催予定。また、今後の検討事項として鷹ノ巣駅前周辺に「うめーもん創作協議会」加盟店のアンテナショップを設置し、気軽に比内地鶏を食べられる環境を整備したい、としています。

 会長ほかの役員は次のとおりです。

▽会長 中嶋隆史(仕出し「むらかわ」) ▽副会長 柏木清一(食堂「我が家」)/成田和吉(成徳仕出し店) ▽理事 高橋健生(高橋旅館)/北林智(割烹「佐登志」)/松浦一樹(財)森吉観光開発公社/佐々木功(打当温泉マタギの湯)/松尾卓(肉の松尾)/木村信智(木村精肉店)/村上史一(池田屋)

(2007.1.23)


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