2018年09月05日
コンテンツ番号3455
再会喜び合い長寿を祝う
(2018年9月5日)
平成30年度合川地区敬老式が、9月5日(水)に合川体育館で行われ、75歳以上の対象者約300人が出席し、長寿を祝うとともに、お互いの健康を喜び合いました。
今年度の敬老式対象者は、市全体で8,241人(男性2,923人、女性5,318人)で、そのうち合川地区の対象者は1,420人(男性505人、女性915人)でした。また、合川地区で白寿(99歳)を迎えられた方は2人、米寿(88歳)を迎えられた方は80人、75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は88人となっています。
式典では、はじめに津谷市長が「私たちが元気で豊かな生活ができるのも、皆さまが築き上げた礎があってのことであり、長年のご尽力に対して心から感謝申し上げる。今日は、合川地区で一緒に過ごしてきた仲間同士で思い出話や苦労話などを、大いに語り合って楽しんでもらいたい。また、児童交流や合川まとびで、旧合川町時代から交流が続いている東京都国立市とさまざまな分野で交流を深め合う連携協定を今年10月に締結することになり、さらなる交流の拡大を期待している。このあとは、北秋田市の将来を担う地域の子どもたちを代表して、合川小学校の庄司真帆さんが敬老作文を発表するほか、式典の終了後には婦人会の皆さんによる、趣向を凝らした心のこもったおもてなしを楽しんでもらいたい。来年もこの会場で皆さんと元気にお会いできることを楽しみにしています」などとあいさつしました。
続いて、合川小学校5年の庄司真帆さんが敬老作文を朗読。「ありがとうおじいさんおばあさん」と題し、おじいさんが学校の迎えや草とりをがんばってくれていること、おばあさんが夕食の準備をしたり、バレーボールを教えてくれることから「私たち家族が元気に生活できるのは、おじいさん、おばあさんのおかげ、これからも長生きして、たくさんのことを私に教えてほしいです」と感謝の気持ちを伝えました。
また、新敬老者と米寿を迎えた方々が一人一人紹介されたあと、新敬老者代表の金田昌子さん(西根田)と米寿代表の土濃塚榮子さん(芹沢)に津谷市長から祝品が手渡されました。
このあと、来賓を代表して北秋田市議会の佐藤光子議員、秋田県議会の近藤健一郎議員、北林丈正議員がお祝いの言葉を述べ、最後に新敬老者を代表して米倉房さん(上杉)が「私は30歳代で夫に先立たれ、突然の出来事で不安と心配で先が見えない毎日でした。旧合川町では、早くから社会福祉宣言の町として福祉に力を入れており、役場や社会福祉協議会では母子家庭に対してとても親身になってもらいました。今では、北秋田市母子寡婦福祉連合会の会員として、仲間の方々と心を開いて語り合い一緒に喜び笑い合うなど、相互扶助の精神で活動できることが、とてもありがたく感謝の気持ちでいっぱいです」などとお礼の言葉を述べました。
式典終了後祝宴では、はじめに運営全般にわたり協力してきた合川婦人会の三浦浩子会長があいさつを述べたあと、市老人クラブ連合会の田口悦郎会長の乾杯の音頭で祝宴が始まりました。ステージでは、合川保育園の園児による奴踊りと駒踊りや合川鳳扇会の皆さんによる舞踊、老人クラブ女性部の皆さんや婦人会の皆さんによる踊りなどが披露され、楽しい歌と踊りを観賞しながら楽しい時間を過ごしました。