2018年07月25日
コンテンツ番号3374
クマの生態を正しく知る
(2018年7月25日)
市民ふれあいプラザ短期講座「コムコム・くまくま講座」が7月25日(水)に市民ふれあいプラザで行われ、参加した約25人がクマの生態や行動などについて理解を深めました。
本講座は、市内においてクマによる事故や被害が多く発生している中、クマの生態や行動、クマと人間を取り巻く自然的・社会的な背景等を正しく理解し、被害に遭わないための対策や、クマと人間がどのように共生すべきかについて理解を深めようと、市教育委員会の主催で開催されています。
25日に行われた第1回の講座では、30年にわたりクマの生態の研究をしている北海道大学獣医学研究員の坪田敏男教授を講師に、約90分間クマの生態や行動などについて詳しく解説しました。
坪田教授は「クマが人里に出没する大きな原因として、自然環境の変化、堅果および液化類の豊凶などが挙げられる。また、ミズナラが多く実る年に大量出没する傾向が見られる」などと講義をしました。
参加者は、専門家の詳しい解説をメモしたり、質問をしたりと積極的にクマの生態について理解を深めていました。
コムコム・くまくま講座は全3回開催予定となっています。詳しくはこちらをご覧ください。