2017年12月25日
コンテンツ番号2105
待望の宿泊事業始まる
(2017年12月25日)
クウィンス森吉宿泊事業開業式が、12月25日(月)に同所で行われ、今後の誘客と利用者の安全安心を祈願しました。
クウィンス森吉は、平成7年に県内初の温泉付き駅舎として、地域の交流や森吉山等の観光の拠点として整備されました。平成28年10月より、市の指定管理者として、ぶなの郷あきた株式会社(間杉政明 代表取締役)が管理運営をしています。宿泊施設は、内陸線を利用した訪日外国人観光客の増加や滞留型観光に対応するため市が整備したもので、事業費は1459万5000円。
この日の開業式には、地元住民や関係者など約10人が参加。はじめに神事を執り行い、利用者の安全と今後の誘客を祈願し、玉串を奉てんしました。神事のあと、ぶなの郷あきた株式会社の間杉代表取締役が「クウィンス森吉は、これまでの温泉付き駅舎などの機能に加え、簡易宿泊ができる施設となった。森吉山登山や樹氷観賞、阿仁川や小又川の鮎釣りなどこの地を訪れる観光利用のお客様に加え、内陸線に乗車し鉄路の旅を楽しまれるお客様など多種多様な方々に利用してもらえると思っている。今後は、阿仁前田駅周辺で浴衣や羽織を着用したお客様が街歩きを楽しまれ、にぎやかになることが期待される。当社としても、関連施設の奥の湯森吉山荘や妖精の森、太平湖遊覧船等と連携を図り、当地に一人でも多くのお客様が訪れるよう努力を重ねたい」などとあいさつを述べました。
続いて、来賓を代表して市産業部商工観光課の小笠原隆課長が、公務の都合で出席が叶わなかった津谷市長からのメッセージを代読。小笠原課長は「クウィンス森吉は、駅舎付温泉ふれあい施設として、地域の多くの方々に利用してもらっている。特に周辺には観光拠点の中核となる森吉山、森吉山ダム、太平湖など多くの観光資源がある。また、昨今は多くのインバウンド観光客が増加しており、内陸線駅舎と連結したクウィンス森吉は地域の観光拠点施設として、ますます飛躍されると思う。今後とも安全を第一によりよいサービスを提供してもらい、多くのお客様に喜ばれる施設運営をしてほしい」などと津谷市長からのメッセージを伝えました。
整備された宿泊施設は、3階の和室で広さ10畳の部屋を3室、14畳と28畳の部屋を各1部屋の合計5部屋で、36人の宿泊が可能です。併せて洗面所やトイレも改修されました。
クウィンス森吉宿泊料金(平成29年12月25日~平成30年3月20日)
1泊朝食付き 1室1名 6000円、1室2名以上 5000円
素泊まり 1室1名 5200円、1室2名以上 4200円
※すべて1人当たりの室料(税別、入湯税別)
※期間中は、北秋田市おもてなし宿泊支援事業で1000円が助成されます。
宿泊予約や温泉入浴に関するお問い合わせは、クウィンス森吉(電話0186-60-7000)で。