2017年08月15日
コンテンツ番号3686
輝かしい未来に向かって新たな一歩を踏み出す
平成29年度北秋田市成人式が、8月15日(火)に北秋田市文化会館で開かれ、新成人たちが輝かしい未来に向かって新たな一歩を踏み出しました。
今年度は、平成8年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた309人(鷹巣地区176人、合川地区51人、森吉地区53人、阿仁地区29人)の対象者のうち、242人が出席のもと記念式典が行われました。
記念式典には新成人のほか、市及び市教育委員会、市議会などの行政機関の関係者、また、卒業当時の中学での担任教諭、市内の校長らが出席し、新成人を祝福しました。
記念式典では、津谷市長が「新成人の皆さんの胸の内にはどんな夢や希望、思いが秘められているでしょうか。その胸の内には成人としての戸惑いの気持ちがあるものと推察するが、今後は一人の大人として、数多くの権利や自由を手にするとともに、社会からは責任ある行動が期待されていることを忘れないでほしい。そして、他者を思いやる心を忘れず、自分と自分以外の者にもきちんと目を向け、いつでも手を差し伸べることができる力と優しさを持った大人へと成長することを期待する。どこにいても故郷への誇りや愛着を持ちながら活躍してほしい」などと式辞を述べました。
続いて、松尾秀一市議会議長、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員がそれぞれ「人と人との出会いや絆を大切にすることが、自分自身の財産になる。どんな時でも感謝の気持ちを忘れず自らの道を歩んでもらいたい」、「皆さんには、何ものにも代え難い尊い未来がある。これから責任と誇りを持って素晴らしい人生を歩んでもらいたい」、「成人を迎えたことを契機に地域の将来について真剣に考えてもらいたい。今日の節目が人生の良き思い出の1ページとなることを願っている」などと新成人を激励しました。
最後に、新成人を代表して、御所野麗菜さん(森吉中卒)が「このたび、私たちもようやく大人の仲間入りをした。既に職に就き、仕事にいそしんでいる人、いまだ勉学に励む人など立場は様々です。地元を離れ、新しい地で日々奮闘している人も少なくない。私たちを育んでくれた故郷に恩返しの意味を込めて、貢献できる人間に一日も早くなれるよう、あらゆる面において努力を惜しまぬ覚悟です。今後も私たちはそれぞれの目指す輝かしい未来に向けて精進していきます」などと決意の言葉を述べました。
式典後には、地域活性化伝導師で株式会社kedama代表取締役の武田昌大さん(北秋田市出身)が、「ないねをいいねに変える時」と題して記念講演を行い、秋田県の地域活性化について新成人とツイッターを通して意見交換したほか、北秋田市から新成人の方々に記念品として贈られる記念写真の撮影が、それぞれの出身地区ごとに行われました。