2016年10月13日
コンテンツ番号5854
10人の委員に委嘱状を交付
(2016年10月13日)
第1回北秋田市交通安全計画検討会が、10月13日(木)に旧中央公民館で開かれ、10人の委員に委嘱状を交付し、正副委員長を選出したあと、第2次北秋田市交通安全計画(素案)について検討しました。
北秋田市交通安全対策会議は、交通安全対策基本法に基づいて、市内の交通安全対策を総合的かつ計画的に推進するため、平成23年度から平成27年度を計画期間とする「北秋田市交通安全計画」を平成23年度に策定していますが、国の交通安全対策基本法及び第10次交通安全基本計画、第10次秋田県交通安全計画に基づき、平成28年度から平成32年度までの5か年に市が講じるべき交通安全に関する施策の大綱を定め、実効性のある対策を計画的に推進しようとするものです。
検討会では、はじめに、津谷市長が委員一人一人に委嘱状を手渡し、「検討会の委員には、専門的かつ客観的なそれぞれの立場から幅広い意見などをいただきながら、より実効性のある計画を策定していきたいと考えている。どうか人命尊重の理念のもとに、安全で安心な北秋田市づくりのために率直な意見をお願いする」などとあいさつしました。
このあと、委員長に佐藤登・北秋田地区交通安全協会阿仁部会会長、副委員長に柏木良二・北秋田市交通指導隊隊長を選出し、事務局から検討会の概要や第10次秋田県交通安全計画の概要、北秋田市の交通安全対策の方向性(素案)について説明されました。
素案によると、人命尊重の理念に立ち、交通事故による死傷者数を限りなくゼロに近づけ、市民を交通事故の脅威から守ることが究極の目標となるが、当面の目標として、各種施策を総合的に推進することにより交通事故による死傷者の減少を目指すことを計画の基本目標に掲げています。
また、計画の交通事故死者等の抑止指標については、交通事故による24時間死者数を直近5か年の最小値である年間1人以下とすることを目標とし、年間死傷者数については、第2次北秋田市総合計画における目標を達成するべく、同数である年間30人以下の達成を目指すとしています。
道路交通安全についての対策では「高齢者及び子どもの安全確保」「歩行者や自転車の安全確保」「生活道路・幹線道路における安全確保」「市民自らの意識改革」の4つの視点と、「道路交通環境の整備」「市民一人一人の交通安全意識の向上」「安全運転の確保」「車両の安全性の確保」「道路交通秩序の維持」「救助・救急活動の充実」「交通事故被害者支援の推進」「災害や雪に対応した交通安全の確保」「交通実態等を踏まえたきめ細やかな対策の実施」の9つの対策を柱に各種施策を講じるとしています。
次回の検討会は10月25日に開催され、委員の意見集約を行う予定です。
委嘱された委員は次のとおりです。
区 分 | 氏 名 | 職・所属等 |
---|---|---|
委員長 | 佐藤 登 | 北秋田地区交通安全協会阿仁部会 会長 |
副委員長 | 柏木 良二 | 北秋田市交通指導隊 隊長 |
委員 | 近藤 直夫 | 北秋田地区交通安全協会鷹巣部会 会長 |
委員 | 北林 一成 | 森吉地区安全運転管理者協会 会長 |
委員 | 佐々木 孝憲 | 鷹巣地区事業主交通安全推進協会 会長 |
委員 | 小林 郷司 | 鷹巣地区安全運転管理者協会 会長 |
委員 | 北林 カヅ | 北秋田市交通安全母の会 副会長 |
委員 | 北嶋 悟 | 北秋田警察署交通課 課長 |
委員 | 西根 弘樹 | 北秋田市役所建設課工務係 係長 |
委員 | 三沢 聡 | 北秋田市役所総合政策課政策係 係長 |