2016年08月01日
コンテンツ番号5696
台湾のトップセールスや「ハハハ」ポロシャツの作成について説明
平成28年8月市長記者会見が、8月1日(月)に市役所本庁舎で行われ、台湾へのトップセールスや、「ハハハ」ポロシャツの作成など、この日は津谷市長が、作成したポロシャツを自ら着用して説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
1.台湾トップセールスについて
8月22日から26日まで、知事や県内自治体の首長とともに、台湾にトップセールスを行うことになった。今回は秋冬シーズンの観光の誘客や、国際チャーター便の拡大及び定期便化を目指す知事からの要請を受けて実施するもので、秋田県へのチャーター便の実績がある大手航空会社や観光関係事業者などを訪問し、PR活動を行う予定となっている。期間中には昨年2月に秋田北鷹高校と教育交流と将来の姉妹校協定締結に向けた覚書を交わした、台湾国立ロンタン高級中学校への市単独訪問を予定している。ロンタン高級中学校からは、訪日の際に秋田北鷹高校との交流のほか、阿仁スキー場でのスキー体験や樹氷見学を行い、非常に高い評価をいただいているところだが、今回は冬季以外の体験素材などをPRし、当市の魅力を伝えたいと考えている。
また、広域連携DMO「秋田犬ツーリズム」も参加し、旅行代理店などの関係機関を訪問して北秋田エリアへの誘客を図ることとしている。私自身6回目の訪問となるが、訪問を重ねるたびに新たなつながりや信頼関係が深まっているとともに、北秋田市の認知度も高まってきていると思っている。今回は当市への更なる誘客促進に向けた訪問にしたい。
2.「ハハハ」ポロシャツの作成について
市職員が率先して市の観光PRを行うことを目的に、このたび北秋田市の観光PRロゴ「ハハハ」を使用したポロシャツを作成した。デザインは左胸に森吉山の標高である1,454の数字が入ったゴンドラのマーク、背中には「ハハハ」のロゴが描かれている。職員がイベントや業務等で着用することで、「ハハハ」とはどういう意味なのか、と疑問に思った方とのコミュニケーションを図るきっかけになり、北秋田市をPRできる機会が増えること、また、職員の応対の向上につながることを期待している。
3.第11回北秋田市民俗芸能大会について
第11回北秋田市民俗芸能大会を8月7日(日)に文化会館を会場に行う。地域の歴史を伝える民俗芸能は、世代を越えて継承されてきた地域の誇りとなっているが、北秋田市民といっても市内の民俗芸能を観る機会は少ない。民俗芸能を一堂に集めて公開することで、理解と感心を深めるとともに、伝承者への意欲と技術の向上を図り、保存と伝承につながることを期待している。今回は市内の4団体のほかに、八郎潟町の一日市(ひといち)郷土芸術研究会による秋田県無形民俗文化財の「願人踊(がんにんおどり)」を披露していただくことになっている。入場無料ですので、たくさんの方にご来場いただき、市内の民俗芸能を知ってもらい、楽しんでもらいたい。
4.伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドの実施について
夏休み期間の8月6日から21日まで、24人のジュニアボランティアガイドが、土日祝日を中心に遺跡内のガイドを行う。現在、本番に向けて研修を行っており、8月2日には鹿角市の大湯環状列石でジュニアボランティアガイドを行っている十和田中学校の生徒と意見交換会を行うこととしている。ガイドを行う上での方法や課題を話し合い、技術の向上と遺跡の将来について考えることになっている。ジュニアボランティアの方々は、非常に熱心に一生懸命に勉強しているので、ぜひ期間中に足を運んでいただきたい。
また、報道でもあったとおり「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録への推薦は見送られた。今年の4月にオープンした「伊勢堂岱縄文館」には、遺跡見学コースにクマが出没して閉鎖期間があったものの、7月末までに5800人超える方々にご来場いただいた。引き続き遺跡の歴史的価値と魅力を発信したいと考えている。