2016年07月09日
コンテンツ番号5598
夜空に浮かぶ大輪の花
(2016年7月9日)
第25回北秋田市米代川花火大会(村井松悦実行委員長)が、7月9日(土)に米代川河川敷公園を会場に開催され、多くの見物客が夜空にきらめく光の宴に酔いしれました。
大会は、昭和の合併以前に旧鷹巣町で開かれていた花火大会を鷹巣町観光協会(現北秋田市観光協会)が平成3年に鷹巣中央公園桜まつりのメインイベントとして36年ぶりに復活させ、その後、会場を米代川河川敷に移して開催されています。当初は6月に開かれていましたが、平成10年からは大館能代空港の開港した7月18日を記念し、この時期に開催しており、県内ではもっとも早い時期の花火大会となっています。
午後7時15分から行われた開会セレモニーでは、村井実行委員長が「自治会や町内会、企業、商店会と多くの方々のご支援で今年も開催することができた。梅雨時の開催ということで毎年雨が心配されますが、25年間一度も中止になったことはありません。ただし、台風や米代川の増水で2回延期しました。私たちは大曲の花火の規模には勝てないが、花火にかける熱き思いと情熱だけは負けないという気持ちで頑張ってきました。実行委員会も高齢化してきているが、これからも頑張っていきますので、皆さま方のご理解とご協力をお願いいたします。今日は短い夏の夜を存分に堪能してほしい」などとあいさつ。
続いて、来賓を代表して津谷市長が「この大会は、秋田県内でも一番早い花火大会。北秋田市の夏は花火大会に始まり、様々な行事があります。明日は、空港緑地にて「ぶっとびライブ」という大きなイベントが開催されますし、各地区にはいろいろなお祭りがあります。たくさんの行事に多くの方々に来ていただき、この夏を盛り上げてもらいたい。いよいよ、北秋田市にも今年度中に高速道路がつながります。当市には、空港や高速道路、内陸線もあります。様々な社会インフラを活用して、たくさんの方々に来ていただき交流を深めてもらいたい。今日の花火大会は、きっと皆さんのパワーで雨雲を吹き飛ばして、すばらしい花火大会になると思う。存分に楽しんでほしい」などとあいさつしました。
午後7時30分、開始号砲を合図に4号から10号の割物花火、華やかなスターマインなどが次々と打ち上げられ、漆黒の夏の夜を華やかに彩りました。フィナーレの「天空を彩る希望の架け橋」と題したスペシャルスターマインでは、色とりどりの連射花火が夜空を焦がし、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起りました。