2016年06月16日
コンテンツ番号5443
一般会計補正予算案など31議案を上程
(2016年6月16日)
平成28年北秋田市議会6月定例会が6月16日(木)に開会し、一般会計補正予算案など31件の議案等が上程され審議が始まりました。
上程された議案は、北秋田市市税条例等の一部を改正する条例の制定などの専決処分の承認8件、北秋田市テレビ放送中継施設条例の廃止する条例の制定についてなど条例案3件、平成28年度北秋田市一般会計補正予算など予算案11件、財産の取得や市道路線の廃止認定などの単行議案5件、報告4件の合計31件です。
このうち、平成28年度北秋田市一般会計補正予算は、歳入歳出の総額に3億1,100万5千円を追加して総額を248億365万9千円とするものです。歳出の主なものは、旧中央公民館の耐震診断事業361万3千円、中山間地域等担い手収益力向上支援事業補助金1,220万5千円、地域産品磨き上げ事業負担金910万円、日本三大樹氷ブランド化誘客推進事業787万6千円、道路維持事業1億1,300万6千円、伊勢堂岱遺跡ブランド創造事業750万円などを計上しています。
会議の冒頭、5月31日に東京都内で開催された第92回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けた吉田仁吉郎議員(在職20年以上)、長崎克彦議員(在職15年以上)、佐藤重光議員(在職15年以上)、佐藤文信議員(在職15年以上)に、松尾秀一議長から表彰状が伝達されました。
本会議では、6月定例会の会期を6月28日までの13日間とし、20日と21日に一般質問、22日から24日まで常任委員会の審査、28日に委員長報告、質疑、討論、採決を行うと決定し、それぞれの議案内容の説明と大綱質疑が行われました。
また、議案第95号 財産の取得について(学校給食用厨房機器)は、鷹巣中部学校給食センターを廃止し、機能を鷹巣北部学校給食センターに統合することに伴い、学校給食用厨房機器を取得するものですが、2学期が始まる8月25日から給食を開始する必要があり、併せて機器納入までおよそ2カ月を要することから、委員会付託を行わず、本日直ちに採決することとし、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
主な大綱質疑の概要は次のとおりです。
議案第82号 平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第1号)
質問
3大樹氷と銘打って、どのようにして対等に事業をするのか。また、業務委託の内容は。
答弁
昨年、県が主催して森吉、蔵王、八甲田の樹氷観光の可能性を考えるため、森吉山樹氷フォーラムを阿仁ふるさと文化センターで開催しており、今年は青森市で引き続き開催していく予定となっております。委託業務の内容については、樹氷ツアー旅行業者招聘業務委託は、東京都内の旅行会社等のツアー計画者を現地に招へいして、森吉山の樹氷の良さを認識してもらう内容です。樹氷情報発信業務委託は、360度パノラマカメラを用いて、インターネットで樹氷の現在の状況等を配信する内容です。
質問
小中学校適正規模再編プランの検討委員会について、4回の開催を予定しているとのことですが、たった4回の会議でこの大きな問題が十分議論できるのかと疑問をもっている。当局はどのように認識されているか。
答弁
中学校適正規模再編プランは、10年後20年後の先を見通した計画でありますので、慎重に時間をかけて熟議して進めていく考えです。検討委員会の会議は4回ですが、これで終わるわけではありません。検討委員会でまとまった意見を、それぞれの地域に足を運んで説明をして、地域の方々や保護者の考えをいただきながら進めていきたい。パブリックコメントをいただくことも考えている。4回の検討委員会の会議のみでプランをまとめるという気持ちはありません。じっくりと時間をかけながら進めていきたい。