2016年04月28日
コンテンツ番号1659
各家庭におけるバター餅の味や出来栄えを競う
(2016年4月28日)
森吉山麓村おこし会(池田文明会長)主催の『第5回BM-1グランプリ』が、4月28日(木)にクウィンス森吉で開催され、市内の11個人・団体から個性あるバター餅18品が出品されました。
この『BM-1グランプリ』とは「バター(Butter)」と「餅(Mochi)」の頭文字をとり、B級グルメの祭典である「B-1グランプリ」の美味しさと、笑いの祭典である「M-1グランプリ」の楽しさを併せもつ大会にしようという思いから名づけられました。
5回目の開催となった今回は、前回と同じく出品部門を従来の伝統的なバター餅の製法を基本とする「クラシカル部門」とブルーベリーやしそなど、ほかの食材を加えてアレンジした「アレンジ部門」の2部門に分けて行われ、販売を目的としたバター餅を製造していない市内の11個人・団体からクラシカル部門に5品、アレンジ部門に13品の計18作品が出品されました。
はじめに、主催者の池田会長が「当初、爆発的な人気だったバター餅だが、最近は他地域で類似品も出回っている。北あきたバター餅の存続へ全力で頑張っていきたい。一品ずつ味わい、厳正な審査を願う」とあいさつを述べました。
次に、津谷市長が来賓を代表して祝辞を述べ、その中で津谷市長は「ブームを一過性にしたくないと『バター餅の里』宣言を行い、商標登録もしている。地域の宝である北あきたバター餅をしっかり守り、広めていきたい」などとあいさつを述べました。
続いて、地元の前田保育園の園児たちと日本バター餅協会のイメージキャラクター「バタもっち」が、元気に「バター餅体操」を披露。園児たちが愛らしく踊る姿に会場は盛り上がりました。
「BM-1グランプリ」の審査方法は、一次審査として先着40人の一般審査員が各部門に一人の持ち点1を投票して上位作品を選び、続く最終審査では特別審査員13人が各部門に一人の持ち点5を投票してグランプリを決定します。
クラシカル部門は、今回、出品数が5品と少数であったため、全作品を最終審査の対象とし、審査が行われました。アレンジ部門では、ししとうや木いちご、よもぎ、フルーツなどが練り込まれた多彩な作品が13品並び、このうち上位9作品が最終審査に進みました。審査員の方たちは、一つずつ『風味』や『食感』を確かめながら試食するとともに、趣向を凝らしたさまざまなバター餅の出来栄えを楽しんでいました。
審査の合間には、出品者にインタビューが行われ、独自に工夫した点や、婦人部で集まって楽しく作った経緯などを語りました。また、北秋田市の観光DVDの映像がスクリーンで紹介されたほか、前田保育園の園児たちによる「バタもっちぬりえ」が展示され、会場を彩りました。
最後に、部門ごとに各賞が発表され、クラシカル部門では前田駅前婦人部(石川千恵子代表)、アレンジ部門では佐藤絹子さん(脇神)が、グランプリに輝きました。
表彰のあと、審査委員長である虻川副市長が「当初の目的である地域の活性化、そして楽しい大会が今回で5回目を迎えたことを非常に嬉しく思っています。トータルすると作品数も100に達したところです。地域に元気を与えるということでは非常に良い大会でした」と講評を述べ、閉会しました。
受賞名 | 団体名・個人名 | 地区 |
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最優秀賞(グランプリ) | 前田駅前婦人部 | 前田 |
優秀賞(準グランプリ) | 宮腰栄子 | 合川(八幡岱) |
五味堀餅つき保存会 | 五味堀 |
受賞名 | 団体名・個人名 | 作品名 |
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最優秀賞(グランプリ) | 佐藤絹子 | のし抹茶大福バター餅 |
優秀賞(準グランプリ) | 前田駅前婦人部 | フルーツ入りバター餅 |
惣内婦人部 | 黒みつのバター餅 | |
特別賞 | 秋田県立秋田北鷹高校家庭クラブ | 阿仁香るみそバター餅 |
前田駅前イキイキサロン | レモンバター餅 | |
道の駅たかのす | バター餅ずんだ入り |