2016年03月12日
コンテンツ番号1649
4月から秋田県民生協会が運営
(2016年3月12日)
4月から社会福祉法人秋田県民生協会(佐藤修助理事長)が運営する北秋田市立鷹巣東保育園(成田誠子園長・園児数59人)の移管式が、3月12日(土)に同園で開かれ、関係者が出席して新たな子育て施設の拠点としての発展を誓い合いました。
子育て支援策や保育サービスに対するニーズが年々多様化し、きめ細やかで迅速な対応が求められてきていることから、市では保育園の在り方検討委員会の提言を踏まえ市保育園整備計画を策定し、民営化に向けて準備を進めてきました。
移管式には園児と保護者、同園関係者、移管先の秋田県民生協会、来賓など約100人が出席。
移管書を佐藤理事長に交付した津谷市長は「市では、子育て施策を最重要課題と位置づけ、様々な取り組みを行っていますが、その中で民間にお願いできることはお願いし、市は必要な支援を重点的、継続的に実施することにしました。いよいよ4月から秋田県民生協会様に運営を委託しますが、新しく勤務されます園長並びに職員の皆さまには、北秋田市の未来を担う子どもたちが、すくすくと成長できるよう最大限のご尽力をお願いします。いつも見守っていただいているご来賓の皆さまにも、子育て支援にご理解とご協力をお願いします」などとあいさつしました。
佐藤理事長は「当法人に運営を委ねられたことに対して、大きな責任を感じている。今までのよいところはよりよくし、足らざるところは少しでもよくなるように最善を尽くし、子どもたちが元気で伸び伸びと成長できるよう頑張っていきたい」とあいさつしました。
栁谷良徳保護者会長のあいさつに続いて、成田園長と代表園児が、絵に描かれた保育園の看板を「きたあきたしりつ」から「しゃかいふくしほうじんあきたけんみんせいきょうかい」に張り替え、園児たち全員で「47年間ありがとうございました」などと声を合わせました。
最後に、園児たちが手話を交えて「私と小鳥と鈴と」、「たいせつなともだち~ありがとうほいくえん」を元気に歌い、「ぼくたち、私たちの保育園をこれからもよろしくお願いします」と呼びかけました。
同園は、昭和43年4月に鷹巣町栄簡易保育所として設立、昭和50年4月に鷹巣町立東保育園となり、平成4年12月に現在の園舎が完成。平成17年3月には町村合併に伴い北秋田市立鷹巣保育園となりました。
また、この日は、移管式に先立って卒園式が行われ、11人の卒園児が間もなく始まる小学校生活に期待を抱きながら、楽しく過ごした園舎を巣立ちました。