2016年01月21日
コンテンツ番号1206
藤島孝雄さんと亀谷隆道さんへ交付
(2016年1月21日)
人権擁護委員の委嘱状伝達式が、1月21日(木)に市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を藤島孝雄さん(64歳・舟見町)と亀谷隆道さん(50歳・上杉)に手渡しました。
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け問題解決のお手伝いや法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるよう啓発活動を行う民間ボランティアです。
委員は、公平かつ客観的な立場で物事を判断することができ、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解のある人でなければなりません。そのため選任にあたっては、市町村長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者を選び、議会の意見を聞いた上で法務局へ推薦し、さらに法務局において弁護士会及び人権擁護委員連合会に意見を求めて検討した後、法務大臣から委嘱されます。
藤島さんは、北秋田市消防本部を退職された後、平成25年1月に人権擁護委員に就任し、今回で2期目となります。また、住職の亀谷さんは、現在、保護司や民生委員・児童委員協議会の主任児童委員を務められており、新たに人権擁護委員に就任しました。
伝達式では、津谷市長が藤島さんと亀谷さんに委嘱状を手渡し「全国的に人権侵害や子どもへの虐待などが社会問題となるなど、人権擁護委員は重要な役割を担っています。行政だけではなかなか行き届かないところもありますので、皆さんのお力添えをいただければありがたい。より住みよい北秋田市づくりにご協力をお願いします」とあいさつをしました。
2人の委員の任期は、平成28年1月1日から平成30年12月31日までです。
人権擁護委員は無報酬ですが、現在、約14,000人の人権擁護委員が全国の各市町村に配置され、積極的な人権擁護活動を行っています。
北秋田市には、現在14人の人権擁護委員が配置されています。もし日常生活の中で、これは人権問題ではないだろうかと感じたり、法律上どのようになるのかわからなくて困ったりするときは、お気軽に近くの人権擁護委員又は法務局にご相談ください。