2015年08月28日
コンテンツ番号6931
課題を共有して前進を
北秋田市・郡選出県議会議員と北秋田市との意見交換会が、8月28日(金)に市役所本庁舎で行われ、今後の市の重点事業や国・県への要望事項について意見を交わしました。
意見交換会は、一昨年から行われているもので今回が3回目。この日は北秋田市・郡選出の県議会議員である近藤健一郎議員と北林丈正議員、市からは津谷市長、虻川副市長、三澤教育長のほか、関係部局の9人の部長が出席しました。
開会にあたり、津谷市長は、総合計画と総合戦力及び人口ビジョンの策定、森吉合川地区総合簡易水道施設整備事業、クリーンリサイクルセンターエネルギー推進施設など、市が進めている事業などを紹介し、「今後は、県と広域など協働の取り組みが重要性を増してくると思われますので、一層の力添えをお願いします」などとあいさつしました。
続いて両議員があいさつを述べ、近藤議員は「歩行空間整備事業と(仮称)生涯学習交流施設建設事業は、市の顔としてのメイン事業。もう一方は、豊かな自然を生かすための森吉山を始めとする観光を核とする事業。それぞれをすみわけし、どうむすびつけ生かしていくかはこれからが勝負。皆さんのがんばりを期待するとともに、県と市とのパイル役としてがんばりたい」とあいさつ。北林議員は「鷹巣インターチェンジが来年つながるところまできて、市で取り組んでいる生涯学習交流施設や伊勢堂岱遺跡、森吉山の観光開発など大型事業が完成に近づき、これをどう生かし、にぎわいに結び付け、人口減少に立ち向かっていくかの大事な時期。課題を共有しながら、少しでもよい方向にいくようがんばっていきたい」と述べました。
意見交換会では、平成27年度以降の重点推進事業、県との連携強化事業、国・県への要望事項などについて、各担当部長が説明しました。
説明のあと、議員からは質問や提言があり、そのうち県との協働事業で進めている森吉山プロジェクロについて「ハード面は進んでいるが、ソフト面では、たとえば安の滝や三階の滝などをもっと宣伝するべきで、県をまき込んで売り込んでいったらどうか」「森吉山を国立公園とした場合、知名度アップ、活性化、保全等も期待できるので、前向きに考えたらどうか」などの意見がだされました。
【平成27年度以降の北秋田市重点推進事業】
〈総務部関係〉 第2次北秋田市総合計画の策定 / 北秋田市総合戦略の策定
〈市民生活部関係〉 クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事 / 福祉医療制度(マル福)の改正
〈健康福祉部関係〉 市立阿仁診療所整備事業
〈産業部関係〉 農村物直売所建設事業
〈建設部関係〉 歩行空間整備事業 / 森吉・合川地区統合簡易水道施設整備事業
〈教育委員会関係〉 (仮称)生涯学習交流施設建設事業 / 伊勢堂岱遺跡環境整備事業
【県との連携強化事業】
まるごと森吉山観光振興プロジェクト
【国・県への要望事項】
医師確保 / 地域医療の充実 / 国道105号(幸屋渡~鳥坂間)の整備促進