2014年11月19日
コンテンツ番号7446
「食べることは生きること」バランスのよい食事を
平成26年度環境・保健事業功労者表彰を受賞した食生活改善推進協議会の歴代の会長3人が、11月19日に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
この表彰は、県民の健康づくりや衛生水準の向上及び生活環境の改善に貢献されている功労者の表彰を行い、県民の健康づくりや衛生・環境等に対する意識高揚を図ることを目的に秋田県が行っているものです。
栄養改善事業功労賞を受賞したのは、北秋田市食生活改善推進協議会の前会長の戸沢イサヲさん、現会長の片岡嘉代子さん、元会長の齋藤イヨ子さんの3人。
3人はそれぞれ、合併前の旧町の食生活改善推進協議会の発足時からのメンバーで、長年にわたりボランティア精神による自主的な実践活動を通して、地域住民の健康づくりを食生活改善の面から支え続けました。また、合併後は北秋田市食生活改善推進協議会の組織づくりに尽力し、その後もそれぞれが会長を務めこの度の受賞となりました。10月に行われた北秋田市誕生10周年式典では、その活動が認められ特別表彰を受賞しています。
報告に訪れた3人は「市内の各地域を巡回し、参加者と一緒に料理をしながら食生活改善に取り組んできた。参加者が野菜などの食材の本来の美味しさをわかってきており、嬉しく感じている。普段食べ慣れている味を途中で変えるというのは難しいので、子どもの時から塩分を控えめにした味に慣れてくれればと思う。家族の人数も少なくなり、一人暮らしの方も増えているので、食事内容が簡単にならないように『食べることは生きること』と、無意識に取り組めるようになれば最高だと思う」などと語りました。
津谷市長は「受賞おめでとうございます。これまで大変苦労されてきたと思うが、市民の方々への健康指導が受賞に結び付いたのは大変嬉しいこと。食べることで歯が丈夫になるし、噛まなければ頭の回転も遅くなる。料理を作る段取りも頭を使うため、皆さんの教訓を受けながら私自身も健康に気をつけたい。これからも楽しみながら頑張っていただきたい」などと受賞を称えました。